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クアラルンプール中心部の観光に便利な無料巡回バスといえばゴーケーエル(GOKL)。
以前の記事はこちらです
2019年3月にクアラルンプール北部のチチワンサ(Titiwangsa)エリアを巡回する新路線オレンジ・ライン(orange Line)の運行が始まりました。
北部主要ターミナルのペケリリン(Pekeliling)他、大学や病院などに止まり、生活にも便利な路線となっています。
今回は5路線あるGOKLの中でもクアラルンプールの観光スポットを巡回路線に多く含むパープル・ライン(Purple Line)とグリーン・ライン(Green Line)の2路線についてお伝えします。
両方の路線に共通するバス停はパビリオンKL(Pvillion KL)、スターヒル・ギャラリー (Starhill Gallery)、ブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)の3つです。
ブキッビンタンのバス停はKL 86 MRT Bukit Bintang, Jalan Sultan Ismail。
モノレール(MRT)の高架沿いをラジャ・チュラン駅(Raja Chulan)に向けてあるいて行く途中にあります。
またKLCCのバス停はKL 94 KLCC(Utara), Jalan Ampang
両バス停とも、クアラルンプールの交通システムのラピッドKL(Rapid KL)のバス停留所と共用になっています。
また以前の記事でもお伝えしましたが、巡回バスのため進行方向は一方のみとなります。そのため往路と復路では一部バス停が異なります。
今回は両路線の観光スポットの最寄りバス停をお伝えします。
パープル・ライン(Purple Line)
ブキッ・ビンタンからおみやげやショッピングで知られるセントラル・マーケット(Central Market)をターミナルとして2地点間の巡回。
総距離6.5kmでバス停は14。
①パサール・セニ・ハブ(Pasar Seni Hub)→ブキッビンタン(Bukit Bintang)
②ブキッビンタン(Bukit Bintang)→パサール・セニ・ハブ(Pasar Seni Hub)
・KLタワー(KL Tower)…②ブキ・セイロン(Bukit Ceylon)、①KLタワー
・中華街ペタリン・ストリート(Petaling Street)…②コタ・ラヤ(Kota Raya)
・セントラル・マーケット(Central Market)、LRT&MRTのパサ・セニ駅( Pasar Seni)、スリマハマリアマン寺院、ジャメモスク(Masjid Jamek)など…①②パサ・セニ・バスターミナル(Pasar Seni HUB)
・仙師四師宮(Sin Sze Si Ya Temple)…①バンコック・バンク(Bankok Bank)
※停車駅の前の丸数字は進行方向を示しています。
グリーン・ライン(Green Line)
①KLCCーブキッビンタン(Bukit Bintang)
②ブキッビンタン(Bukit Bintang)ーKLCC
ブキッ・ビンタンからペトロナス・ツイン・タワーのあるKLCCまで2地点間の巡回。
総距離7.4kmでバス停の数は現在13。
・モノレール(LRT)のラジャ・チュラン駅(Raja Chulan)…②ラジャ・チュラン(Raja Chulan)
・モノレール(LRT)のブキッビンタン駅(Bukit Bintang)…①②ブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)=KL 86 MRT Bukit Bintang, Jalan Sultan Ismail
・ケラナジャヤ線(LRT)のKLCC駅(KLCC)、ペトロナス・ツイン・タワー(Petroans Twin Towers)、スリアKLCC(suria KLCC)、KLCC水族館(Aquaria KLCC)…①②KLCC=KL 94 KLCC(Utara), Jalan Ampang
・マレーシア・ツーリズム・センター(Matic)…①マティック(Matic)
GOKLは無料であり、路線によってはこのように便利ではありますが、渋滞などに巻き込まれると到着時間が読めません。またバス停も多く、さらに分かりにくいのがやや難点です。
ただ巡回バスのため、最終的にはターミナル、あるいは乗車したバス停に戻ります。
時間に余裕がある、あるいは朝夕のラッシュアワーを外しての利用をオススメします。
また公共交通機関を利用する際の治安ですが、クアラルンプールは比較的安全ではあるものの、車内におけるスリなどの報告もあります。貴重品などには十分注意してくださいね。
(全ての写真撮影by逗子マリナ)
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