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新・朝ドラの舞台「信楽」へ行ってきた! ~窯元散策編(2)

フナズシマル

フナズシマル

滋賀特派員

更新日
2019年10月3日
公開日
2019年10月3日
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Ogama

2019年9月30日からスタートしたNHK連続テレビ小説「スカーレット」の舞台は滋賀県甲賀市信楽!

スカーレットは、信楽の地で人生の様々な問題を乗り越えながら、陶芸への情熱に炎を燃やす女性陶芸家が主人公です。

今回も前回に引き続き、窯元散策の続きです。

谷寛窯さんをあとにし坂道を登っていくと、道端に火鉢が。

信楽ではあちこちで火鉢が置いてあるのを見かけます。

昭和30年頃まで、信楽を全国区にした主力商品はタヌキの置物と、この「火鉢」だったんです。

江戸時代から信楽焼を100年支えてきた火鉢の全国シェアは、なんと80%!

それら火鉢は、このように外に野積みされていまいた。このオブジェクトはそのようすを再現したものです。

そのオブジェクトの向こう側に、またまた登り窯が…

お店の前には今は使われなくなった登り窯が、素敵な雰囲気を醸し出しています。

こちらの登り窯の中には自由に入れれるので、焼き物(信楽焼のタヌキ?)になった気分…。

登り窯の横にはカフェとギャラリー。登り窯を眺めつつ、地元朝宮産の紅茶をいただくなんて良いんじゃないでしょうか。

宗陶苑

最後は、またまた「スカーレット」のロケ地から。

敷地に入ると、おびただしい数の焼き物がお出迎えする「宗陶苑」さん。

この景観は何度もメディアで紹介されているそうです。(主演の戸田さんを囲んでの取材会も、この場所で行われたそう)

なんとこちらの登り窯は今も現役! 11室ある日本最大級の大登り窯は、ドラマの中で「丸熊陶業」の窯として登場しています。

現在、信楽でも多くの窯元の主流は電気釜やガス窯なんですが、宗陶苑さんでは今でも製品の7~8割をこの窯で作成されているというから驚きです。

中にはやっぱりアイツが…。

さあ、ドラマの中のあの景色を探して、信楽散策してみませんか?

【宗陶苑】

〇場所:滋賀県甲賀市信楽町長野1423-13

〇TEL:0748-82-0316

〇HP:http://www.shigarakiyaki.co.jp/top.htm

〇アクセス:

信楽高原鉄道「信楽駅」徒歩20分(電気自動車なら8分くらい)

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