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Hi, 美味しいもの大好きペナン特派員Marina.です。
マレーシアのお菓子と聞いて何を思い浮かべますか? うーん難しい? 全く想像つかないですよね。私もこちらに移住するまでマレーシアのお菓子と言われてもなにも思い浮かびませんでした。マンゴー、ドリアン、ドラゴンフルーツなどの南国フルーツの名前は出てきますが、お菓子の名前は思い浮かびません。まったくのノーマークだったマレーシアのお菓子ですが知らないのはもったいない! 実はカラフルでかわいいインスタ映えスィーツなんです。今日はマレーシアに昔から伝わる伝統菓子Kuih(クエ)を紹介します。
マレーシアの伝統菓子、Kuih(クエ)
ショーケースには黄色、ピンク、赤、ブルーと色鮮やかなお菓子が並びます。
鮮やかに色づけされたカラフルすぎる色合いにびっくりするかもしれませんが、材料はシンプルで素朴なものを使っています。クエはもち米、お米、ココナッツ、ココナッツミルクなどをおもな材料に使い色づけには花や植物などの天然色素を用いています。天然素材だから安心して食べられますね。
どことなく和菓子にも似ていると思いませんか? でも大きく違う点があるんです。それはものすごく安いこと。なんとこんなにかわいいスィーツがひとつあたりRM1(¥25)代で買えちゃうんです。さらに、こちらのお店のクエは1個単位から購入できるので、好きなものだけ食べたい場合や全種食べてみたいという旅行者の願いも叶えてくれます。
この日は代表的なクエのお菓子をtake away、お持ち帰りして食べることにしました。
左から順にお菓子を紹介します。
Kuih Talam
RM1(¥25円)
モチモチの食感は食べ応えあり。
上下二層にわかれていて上はココナッツミルク、下はパンダンが練り込まれた甘い練り物のお菓子です。
Kuih Lapis
RM1(¥25円)
クエの中でも有名な定番人気種。
色鮮やかなボーダー柄が目を惹きます。ココナッツミルクを使ったお菓子でも食感はもちっとしています。
Seri Muka
RM1(¥25円)
二層になったお菓子の上はパンダンリーフで色づけされたもので下は餅米。
餅米の青色はバタフライピーで色づけされているそうです。マレーシアと言えば青いご飯が有名ですがこちらはそのスィーツ版。見た目にもかわいいのでぜひ食べてみてください。
Bengka Ubi
RM1.20(¥25円)
Ubiとは芋と言う意味でこちらはタピオカ芋を使ったスィーツ。
タピオカとココナッツミルクで作られたもので甘みがありこれが一番食べやすいかもれません。
Angkoo(coconut)
RM1(¥30円)
亀甲の形をしたAngku kuihはクエの定番として人気ですが、私が買ったのは緑色のAngkoo。
パンダンが練り込まれたお餅の中に黒糖で味付けされたココナッツが入っています。見た目和菓子っぽいですが、風味はまったくの南国スタイル。ココナッツがいいアクセントになってます。
パーティー用にクエのオードブルもありました
オードブルのオーダーは2日前まで。
グループ旅行などの記念にみんなで注文してもいいですね。
Platter S(5-10人前)
RM48(¥1,224)
Platter M
RM198(20-30人前)(¥5,049)
Platter L(40-50人前)
RM398(¥10,149)
明るくて広い店内のイートインスペース
広い店内ではクエのお菓子以外にも、ラクサやナシレマ、チェンドルなどマレーシアを代表するローカルフードを食べることもできます。エアコンが効いた室内で食べるチェンドルは最後まで氷が溶けず美味しかったです。
Chendul(チェンドル)
RM6.5(¥166)
お店外観
お店の場所はジョージタウンのど真ん中。Kimberley通リ沿いにあるので街散策の途中にも寄りやすいです。
インスタ映えもばっちりなマレーシアの伝統菓子クエ。
派手な見た目とは違い意外にもあっさり食べれます。どれを買えばいいのか分からないという方は思い切って全部買って食べてみて。これだけのクエを常時食べれるお店はそうありませんからせっかくペナンを訪れたなら全種制覇! 食べ比べを楽しみましょう。
今日はマレーシアの伝統菓子クエを紹介しました。日本では滅多に食べることはできません。ペナン滞在中にぜひ食べてみてくださいね。
住 所:59A, Lebuh Kimberley, Georgetown, 10100 George Town, Penang, Malaysia
営業時間:10:00 – 19:00
※1RM = ¥25.5円(2019年10月のレート)