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学校が主催する内輪のちょっとしたお祭りや地元で催される、フェスティバルとまでは言いにくい規模のお祭りなどを、イギリスではよくファン・デイ (Fun Day) と呼びます。
区長さんも来ていて、力を入れている様子が見えました。
気さくな警官によるパトカー試乗
駐車場には日本でも地元祭りの定番、警察署からのパトカーがお目見え。今年は普通のセダン型ではなくワゴン車のような、この界隈では最も大型だという車両でした。消防車まで来ていて大分レベルアップしています。勿論、息子は真っ先に順番待ちの列へ。運転席に乗り込むと、あのお馴染みのド派手なサイレンをわざわざ鳴らしてくれて、私は突然の大音量にビックリ。
去年も案内をしてくれたフレンドリーな警察官は、息子に代わって夫の「パトカーの制限速度はありますか」という質問にも、「クッ・・それは良い質問ダネェ」と気さくに答えてくれ、市民の警察署への好感度アップ、というこの日の任務をしっかり果たしています!今年も我が家の世間話や質問に丁寧に応えてくれ、職務中に身に付けている防衛チョッキや安全靴、ヘルメットなどを全て合わせると15キロ程にもなってかなり重い、といった業界話を披露してくれたりと、相変わらず楽しいひと時を提供してくれました。他に、私もお世話になった自転車屋さんが出しているテントでは、無料の自転車点検やちょっとした修理など請け負っていました。
子供向けアクティビティが充実
教会の中に入ると、スタッフの人がパンフレットをくれたり館内の案内を簡単にしてくれ、ご丁寧にビスケットなどのスナックをわざわざ運んできてくれたりと、サービス満点です。次に話しかけられたのは、ついこないだサングラスの修理をお願いした眼鏡屋さん。子供の近視への対処法が書かれたチラシを手渡され、しっかり営業されましたが、確かに数日前の事だったので当然と言えば当然かもしれませんが、ちゃんと私の事を覚えていてくれて嬉しいものです。これら普段から馴染み深いお店との交流も、地元ならではです。
子供はエンタテーメント会社が出しているブースで、砂絵のワークショップに参加したり、フェイス・ペインティングの恒例、長蛇の列に並んでいる時も風船やお菓子を貰ったり、存分にお祭りを楽しんでいました。
我々親の方も、サービスの温かい紅茶を飲みながら童心に返って絵具で塗り絵をしたりと、チラシに謳われていた「全ての家族向け」という言葉通り、家族全員で予想以上に楽しめました。
終了時間になると主催者が椅子に乗って立ち上がり、まだまだ会場にお客さんも沢山いますが今回の出展企業、関係者達に向けての挨拶や労いのスピーチを始め、最後は拍手に包まれました。なかにはカップケーキで打ち上げをし始める企業もあり、最後までアットホームで手弁当な雰囲気が魅力的でした。お土産にオリジナルのバッグまで貰えて、なんだかタダで満喫しまくってしまった気分です。こういう町の催しは入場無料の事が多いので、お出掛けの際にたまたま遭遇したら、覗いてみるのも良いかと思います。