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以前、マレーシア(マレー半島)のジョホール州にある東海岸のビーチについてお伝えしました。
ジョホールバルから1時間! 海外線が美しいデサルビーチ
パハン州(Pahang)はかなり広く、クアラルンプールから1時間のカジノリゾートのゲンティン・ハイランド(Genting Highlands)、高原リゾートのキャメロン・ハイランド(Cameron Higlands)、ジャングルで知られる国立公園のタマン・ネガラ(Taman Negara)、東側はチェラティン(Cherating)やクアンタン(Kuantan)などのビーチリゾートなどがあります。森林や海など観光スポットが多いのが特徴です。
今回は、パハン州の州都クアンタン(Kuantan)の郊外にある不思議なビーチをご紹介します。
クアンタンから北東へ約10kmほどに位置するパンタイ・バツー・ヒタム(Pantai Batu Hitam)というビーチ。
パンタイ・バツー・ヒタムとは、マレー語で「黒い岩の海岸」を意味します。
こちらのビーチ、のんびりしたマレーシアの雰囲気が漂い、マレーシアらしい風情あふれるローカルビーチです。砂浜が続く美しい海岸線が望め、これだけでもじゅうぶんに絶景ポイント。
しかしよく眺めてみると、なにやら一部に黒いところがあります。
なぜかビーチの一部に黒い岩がゴロゴロしていて、周囲とは全く違う風景となっています。
居合わせたローカルの方に尋ねたところ、なぜそうのような地形になったのかは定かではないようです。
しかし、週末やスクールホリデーの期間は多くの人が訪れるのだそう。
特に最近は、この黒い岩の部分と青い海、白い砂浜の対比が「映える」ということでSNSスポットとしても人気となっているとのことでした。
パンタイ・バツー・ヒタムは、日射しが強いものの涼しい風が吹き抜けるため、非常に心地よいです。
実際に黒い岩がある部分は、ビーチのほんの一部。あとはに普通の海岸線が続いています。
この日は平日だったせいか、人がほとんどいませんでした。
足元の砂浜には、1cm以下のカニが無数にいて、穴を掘ったいたり。大自然を感じることができます。
マレーシアには、有名なリゾートからこのようにローカル色が感じられる素朴なビーチまでがあるのが魅力のひとつです。
機会があったらまた訪れてみたいと思いました。
【データ】
パンタイ・バツー・ヒタム(Pantai Batu Hitam)
住所:26100 Kuantan, Pahang
(全ての写真撮影by逗子マリナ)
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