ヘス順子

ヘス順子

スイス特派員

更新日
2019年11月4日
公開日
2019年11月4日
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私は花が大好きで、順不同で大好きな花をあげたとしても、軽く30種類以上すらすら名前が出てくるほど。

日本でも、ここスイス・アッペンツェルでも、花は生活に欠かせません。

鉢植えだったり地植えだったり、庭から摘んできたものを飾ったり。

今回ご紹介するのはコスモスです。

ここでは、だいたい6月初旬に花を咲かせてくれます。

6月というと、コートは朝晩でもまず着なくなり、日もどんどん長くなってきて、日によっては汗ばむこともある月。

コスモスは日本でも春に咲くのでしょうか?

私にとってコスモスは秋の風物詩の一つだったので、春のコスモスを見ると、まだ違和感をちょっと覚えます。

これは、背が低いタイプのコスモス。

毎年のように鉢植えのものを買うのですが、なぜか、こぼれ種で翌年また芽が出たことはなく、1シーズンのお楽しみです。

これは、ご近所さんが苗をくださった日本のコスモス。

苗をくださったので春に植えたら、9月くらいまでににすくすく成長し、花を咲かせてくれました。

驚きなのは、背丈が150cmくらいになること!

日本のコスモスのイメージは、せいぜい90cmくらいだったのですが・・・私が見たコスモスがたまたま背が低かったのでしょうか。

背が高いので、少し雨が降ると倒れてしまいます。

そこで、定期的に切って家に飾ることにしました。

ちょっと短めに切って、花をぎゅっと集めて、花束みたいにしたり。

茎を長く切ってみたり。

茎と葉をたくさん残して、ちょっと野性味を出してみたり。

なぜか猫がコスモスに寄ってはプルプルしているのを見るのも楽しみの一つ。

そろそろ雪が降るというので、庭に咲いているコスモスを全部切って、花瓶に活けました。

いただいた小さな苗がどんどん増え、今では庭に欠かせない存在になりました。

来年また咲いてくれるであろうコスモス、今から楽しみです。

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