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2017年にも当ブログにて紹介させていただいた、かくれ里の石の寺「教林坊」。
白洲正子の愛した石の寺~教林坊のもみじ
その時は11月の中頃だったこともあり、まだまだ緑の多い景色でした。
当時はまだまだ訪れる人も疎らで、紅葉の穴場として紹介したのですが、今ではすっかり各メディアでも取り上げられるようになった教林坊。
お陰様で見頃の情報を得ることができましたので、改めて訪問してきました。
有名になったといっても京都の寺院ほどではありません。特に駐車場渋滞などもなくすんなりと入れました。
前回と違って、入口から明らかに色彩が暖色系になっています。
その先は青竹と紅葉のコンビネーションのエリア、静かに庭園のあるメインステージへと誘ってくれています。
庭園に入る塀の向こう側にはすでに炎が燃えるが如く、真っ赤な世界が覗きます…。
庭園入口の庵でパンフレットをいただき、いよいよ足を踏み入れます。
庵の屋根に積もった落ち葉も真っ赤です。
入ってすぐ皆が見上げている先には、曇天にも関わらず大変鮮やかな紅が空に映えていました。
ここから視線を落とし、回遊式の庭園へ目を向けると…、
足元は真っ赤な絨毯に埋め尽くされ、見事な紅の世界が広がっていました!
ここが穴場のままであるわけがないですね。いろいろ紹介したい場所はたくさんありますが、最近は滋賀は穴場のままが良いのではないかとも考えたりしています。こんなにも素晴らしいのに、それを自分だけが知っている感が滋賀の良いところなのかもしれませんね…。
滋賀=地味だけど、それこそが滋賀の魅力…、そんなことを考えさせられる「白洲正子の愛したかくれ里の寺」でした。
【教林坊】
〇場所:滋賀県近江八幡市安土町石寺1145
〇TEL:0748-46-5400
〇アクセス:
JR琵琶湖線「安土駅」下車 タクシーで10分
名神高速道路竜王IC または蒲生ICから車で20分