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先日、タメル地区での電線一掃作業について記事にしたところですが、先日の記事のように茶化してはいられない深刻な状況になっています。
先日の記事:
撤去作業は、電気を供給している線以外の線をすべて撤去するという方針で行われており、中には現在有効な電話線やインターネットの線も入っています。
このような強引な対応に線を提供しているネット会社や電話会社が抗議をし裁判沙汰にまで発展しているそうで、復旧には時間がかかりそうな模様です。
通信手段が使えなくなるという今回の状況は、2005年2月に一週間、一切の通信手段が使えなくなった時のことを思い出させます。この時は政変による遮断で、ネパール国内のすべての通信手段(固定電話、携帯、ネット等々)が使えなくなるという、とんでもない事態で、メールチェックや電話をしに国境を越えインドへ行くネパール人もいたほどでした。
今回はタメル地区限定のことであり、またタメル地区内でも今のところ携帯は生きており、データ通信などはできている分、まだよいのですが。
なお、電話やネットのみでなく、ATMや電話線を使うクレジットカード決済端末も使用不可となっており、年末年始タメル地区を利用する旅行者の方たちにも少なからず影響が出ていますのでご注意ください。