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果物の王者ドリアン(Durian)。
フルーツとはほど遠い匂いから敬遠してしまう人が多いといわれていますが、一度食べてみるとハマるといわれています。
食べる前と後とでは、その匂いに対する感じ方が180度異なってしまいます。
もちろん苦手な人にとっては、マレーシアにいる間は悩まされるかもしれません。
シーズンともなると幹線道路沿いや、ローカルエリアに屋台がたち、多くの人が訪れています。
特に中華系はドリアンに目がなく、その場で食べるだけではなくさらに持ち帰りすることも。
では旬を外すとドリアンを食べられないかというと、実は通年でドリアンを食べられるエリアがあります。
クアラルンプールの隣、ローカルからピージェイ(PJ)と呼ばれるペタリン・ジャヤ(Petaling Jaya)は中華系が多く住むコミュニティ。
エスエスツー(SS2)という地域にはドリアンの常設屋台が点在しています。
ドリアン銀座!? とも呼べるSS2にあるドリアン専門店のドリアンマン(DurianMan)。
屋台というよりも、通年営業をしているドリアンレストランです。
訪れた日は空いていますが、シーズン中はバスツアーなどできた人も来店するのでかなり混雑するそうです。
その時々の旬のドリアンを取り揃えており、値段はブランドと重さで決まります。
基本的に時価となりますが、ブランドがないカンポンドリアン(Kampung Durian)と呼ばれる自生しているものはRM5-10(約132-265円)/kgとかなり安く食べられます。
多くのドリアン店のように、ドリアンマンでもたまにRM30-50(約796-1327円)で食べ放題も実施しています。
まず注意ですが、ドリアンはビールと一緒に摂取してはいけないのだそうです。
その理由はいろいろあるようですが、やはり食べ合わせのようです。
この日食べたのはブランドはエックスオー(XO)でRM35(約929円)/kg。
ドリアンは丸ごと1個選び、計量した重さがそのまま値段になります。
1.425kgだったのでRM49.88(約1324円)。
支払いは最後にこの会計バインダーをレジに持って行きます。
旬ではなかったのですが、XOの特徴ともいえるビターでクリーミーな食感が味わえました。
このXOですが、ブランデーのような香りがあるとよく称されているようです。
ビターとは言いますが、苦味があるというよりも甘みが引き締まったといった感じかと思います。
レジの近くにはドリアンを使ったお菓子なども売られています。
マレーシアで人気があるのがドリアンのフィリングをチョコレートでコーティングしたドリアンチョコ。
でもおすすめはやはり生のドリアンです。
クアラルンプール中心からは、道路状況にもよりますがタクシー配車アプリのグラブ(Grab)などで30~40分ほど。
SS2には他にも多くのドリアン店が集まっているので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
【データ】
ドリアンマン(DurianMan)
住所:Lot 7680, Jalan SS2/24, SS 2, 47300 Petaling Jaya, Selangor
Tel:012-234 5619
営業時間:12:00-0:00
(すべての写真撮影&撮影許諾by逗子マリナ)
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