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¡Hola! カヒカ特派員のSaeです。
今日は、日本ではなかなか見かけないコロンビアンフルーツをたくさんご紹介します。
ボゴタやカヒカは比較的涼しい気候ですが、コロンビア全体で見ると暑い地域が多く、
国内ではトロピカルフルーツがとても豊富です。
トロピカルフルーツと聞くと日本では、マンゴーやパイナップル、スイカ、メロンなどがメジャーですよね。
これらはもちろん、コロンビアにもありますが、ほかにも見たことがない、
どうやって食べるのかわからないような不思議なフルーツがたくさんあって、とてもおもしろいんです。
まず、わたしが一番不思議だなと思ったのが、こちら。
名前を、guanábana(グァナバナ)といいます。
写真では少しわかりにくいですが、大きさは日本のスイカくらいあり、そして表面のとげとげが特徴です。
切ってみると、こんな感じ。
とても大きいフルーツなので、このように一部をカットして売っていることも多いです。
黒い部分は種で、南国のフルーツらしく、ねっとりと甘い味がします。
ジュースにしてもおいしいですし、
アイスクリーム屋さんではguanábana味を置いているところもあります。
お次は、こちら。
Granadilla(グラナディージャ)という、コロンとかわいらしいフルーツです。
中を割ると
このように種がたくさんあり、この種ごとバリバリ食べます。
ゼリー状の部分にはあまり味がなく、種に少し酸味があります。
こんな風にパカッと割って、スプーンですくって食べます。
日本の柿のように見えるこれは
Lulo(ルロ)と言います。Granadillaと同じくらいの手のひらサイズですが、
こちらはそのままはほとんど食べません。
中はゼリーのように少しとろりとしていて、その中身をジュースにします。
甘酸っぱい味がします。
また、ライムジュースなどと合わせ、luloの果実がゴロゴロ入っているlulada(ルラーダ)という飲み物もおすすめ。
これは、Caliという都市で生まれた飲み物で、ウォッカと合わせることもあるそうです。
ちなみに「lulo」というのはコロンビアでの呼び名で、
隣のエクアドルなどほかの国では、違う名前で呼ばれているようです。
同じく手のひらサイズで、ジュースにして飲むのが
Tomate de árbol(トマテ・デ・アルボル)、直訳すると、木のトマトです。
ジュースにしても、トマトジュースほど強い味はありませんが、確かに言われてみればトマトのような味がする…
という感じです。
こちらはアボカドではなく
feijoa(フェイホア)といいます。アボカドよりももう少し小さくて軽いです。
そのまま皮ごと食べられますが、やはりこれもジュースにすることが多いです。
何度も、ジュースにして飲むというお話をしたように、コロンビアではフルーツジュースをとてもよく飲みます。
レストランやファストフード店の多くでは、作りたてを出してくれ、
砂糖を入れる、入れない、場合によっては、水で作るのかミルクで作るのかを選べます。
特にメジャーなのは
レモネード(いわゆるレモンではなく、ライムがメジャー)
オレンジ
みかん
ベリー
パッションフルーツ
などです。
パン屋さんなどでもオレンジジュースだけは絞りたてを出してくれたり、
道端の屋台のようなところで売っていたりもします。
また、家庭にもジューサーは必需品であるほど、
フルーツジュースはコロンビアの人々にとって、とても重要なものなのですね。
これは、旅先で飲んだパッションフルーツジュース。水で作り、砂糖なしがわたしのいつもの選択です。
ぜひコロンビアに来た際は、いろいろなジュースを試してみてください。
また、市場を回ったり、小さな八百屋さんを覗いてみたりするのもおすすめですよ。
それでは。
¡Chao!