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アイスチューリップ
1月というのに随分暖かい日が続いていますね…。
いつもなら湖西の山々の稜線が白くなっているのが真冬の光景なのに、これっぽっちも雪なんてありません。
気が付いたらもう春になって、3月くらいには桜が咲いてしまうのでは、なんて思ってしまいます。
と思っていたら、草津市内でチューリップが咲いているとの情報が……。ついに恐れていたことが起こったのか?
で、さっそく調査に行ってきました!
真冬にチューリップが咲いているのは「草津市立 水生植物公園 みずの森」というところ。
ここは、イナズマロックフェスが開催される烏丸半島内にある、さまざまな水生植物と出合える温室を備えた植物園です。
その季節外れなチューリップは、入口すぐにありました!
その真冬に咲くチューリップとは果たして……。
それは「アイスチューリップ」と呼ばれるものでした。
アイスチューリップとは、いったん鉢に植えて発芽・発根した球根をそのまま冷凍保存し、その後取り出して自然の気温に戻すことで「春が来た!」とチューリップに勘違いさせて咲かせたものです。どうやら2020年のスーパー暖冬のせいではなかったようです。
気温の低い12月~2月といった時期に咲かせることができるので、花も長持ちするようです。
今からだと2月中旬まで1ヵ月くらい見頃が続くとのこと。まだまだ保管中の鉢もあるようなので、見頃はしばらく続きそうですね。
ガーデン&アトリウム
ちなみにこちらの「みずの森」、屋外にはイングリッシュガーデンがあり、一年中さまざまな花を見ることができます。
さすがに今の時期は庭園の花は少ないですが、色とりどりのハボタンが咲いていましたよ。
「みずの森」のメイン施設はロータス館のアトリウム(温室)です。
ここでは、熱帯のスイレンを始めとした熱帯植物の展示がされており、真冬でも真夏のよう……
この日も「モネの睡蓮」のような美しいスイレン達がたくさん咲いていました。
真冬(といっても今年は真冬感は薄いですが…)でも花いっぱいの「草津市立 水生植物公園 みずの森」で一足早い春をいかが?
【草津市立 水生植物公園 みずの森】
〇場所:滋賀県草津市下物町1091番地
〇TEL:077-568-2332
〇アクセス:
(鉄道)新幹線・JR「京都駅」、JR「米原駅」からJR琵琶湖線に乗り換えJR「草津駅」下車。
JR「草津駅」西口発、近江鉄道バス「琵琶湖博物館・みずの森」行き乗車、「みずの森」下車。(約25分)
(車)名神高速道路「栗東I.C」「瀬田西I.C」「草津田上I.C」
インターチェンジから湖周道路へ出て、烏丸半島へ。(インターから約30~40分)