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No.107 イタリアでの出来事 02~Battesimoへ~

丹羽 淳子

丹羽 淳子

イタリア特派員

更新日
2020年2月19日
公開日
2020年2月19日
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皆さん、おはようございます。2月も後半ですね。逃げ足の早い2月ですが、本格的な寒さがまったくこず、このまま春になるのかな、という感じです。

さて、先週日曜日は、初めてBattesimoに参列させていただきました。Battesimoとは「洗礼式」ですね。こちらは国民の約80%がキリスト教(カトリック)を信仰しています。ですので「洗礼式」を多くの親御さんが産まれてきたお子さんに施されます。

マルケ州で仲良くさせていただいている日本人の友達が、ご自身のお子さんの洗礼式に、招待してくださいました。私にとっては初めての体験。そして、こういう式典には、夫婦(もしくはカップル)揃って呼ばれます。

この洗礼式、日曜日の一般の方々が受けられる礼拝で行われます。ただ、神父様のご説教が洗礼に関する話しであったり、至るところで洗礼を受ける赤ちゃんの名前が呼ばれ、幸せなのがその場にいる人たちからも祈られます。

映画で見るような「お水にジャボン」ではなく、赤ちゃんの頭に聖水をササッとかけるスタイルでした。主人によると、洗礼式はだいたい産まれて半年くらいでやるような気がする、とのこと。

また、洗礼式にはPadrino(パドリーノ)やMadrina (マドリーナ)と呼ばれる、ご両親の代わりとなってくださる立場の人も一緒に参列されます。この友達夫婦には、ご主人の弟さんがPadrinoとして参列されていました。

そして、教会で洗礼式のあとにパーティを開催される方も多く、このご家族も素敵なパーティを用意されていました。洗礼式当日が、赤ちゃんのお誕生日ということもあり、誕生日パーティも兼ねて!

出席された方の多くがご親戚とのことでしたが、50人程度の皆さんでヤンヤヤンヤの大騒ぎ。12時半にはじまって、終わったのは17時。もはや昼ごはんではありません。

素敵なケーキ。名前が漢字で書いてあるのですが、草冠が、エラい遠いところに飛んで行っててちょっとおもしろい!

会の最後にはコンフェッティと呼ばれる、アーモンドを砂糖コーティングしたお菓子をお土産にいただきました。

とても素敵な2月の1日となりました。これからの彼の成長が楽しみです。

では、またお会いしましょう。 よい一日をお過ごしください。Ci vediamo presto. Buona giornata.

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