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窯のなかで至福の時間を……信楽・登り窯カフェ

フナズシマル

フナズシマル

滋賀特派員

更新日
2020年3月8日
公開日
2020年3月8日
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新型コロナウイルスの影響

新型コロナウイルスの影響で各地のイベント中止や、観光地のお客さんも激減していることと思います。

私の関わる自転車イベントもたくさん中止となってしまいましたし、普段通勤で歩く京都駅もガラガラ……。

外に出にくいこんなときだからこそ、せめてネット上だけでも旅気分を盛り上げていきたいものです。

さて、今回ご紹介するのはドラマもいよいよ終盤に差しかかってきた『スカーレット』の舞台である信楽。

ドラマ開始当初にも3本にわたって紹介しましたが、実は前から行けてなくて行きたかった場所があったのです。

【過去記事はこちら】

それが、使われなくなった登り窯をカフェに改装したという「登り窯カフェ」。

この間朝ドラを見続け、私自身がすっかり信楽ファンになりつつあるなか、ついに行ってきました!

登り窯カフェ

場所は信楽の中心地、長野にある奥田忠左衛門窯さんが運営されている「信楽陶芸村」のなかにあります。

陶芸教室などの建物を過ぎてなかへ入ると、信楽らしくたくさんのかわいい狸がお出迎え!

ちなみに登り窯カフェは事前予約が必要。当日までに電話で予約してくださいね。

この狸たちの上の建物で予約のことを告げて、ドリンクなどの注文、会計を先に済ませるスタイル。

登り窯は全11部屋の焼成室に分かれており、自分たちの部屋を写真のような紙で示してくれます。

ではではさっそく行ってみましょう!

奥の方にいくつもの穴が空いた登り窯が見えてきました。なかなかいい雰囲気です。

部屋のなかにはクラッシックな雰囲気のテーブルが……。まるで海外の洞窟レストランのような感じ!

ここは果たして日本? ほんとに信楽か?って感じすらしてきますね。

緋色に焼けた壁もここが平成の頃まで現役で使われていたことを物語っています。

足元にも穴が空いています。これは陶器を焼くときの火の通り道。

一番下で焚かれた火の熱はこの穴を通って、一番上まで届いていくのです。さしずめわれらは信楽焼のタヌキ?

今回はコーヒーをいただきました。もちろんコーヒーカップなどの食器は信楽焼です。

デザートは近くの山田牧場から取り寄せたバームクーヘンなどが楽しめますよ。

団体旅行には厳しい状況ですが、ゆっくりのんびりひとり旅なんてのはいいんじゃないでしょうか?

混雑を避けて信楽の登り窯で自分を見つめ直す旅、たまにはそんな楽しみ方もいいですよ。

【登り窯カフェ(奥田忠左衛門窯「信楽陶芸村」】

・場所: 滋賀県甲賀市信楽町長野1131

・TEL: 0748-82-0522

・アクセス:信楽高原鉄道「信楽駅」から徒歩10分/新名神高速「信楽IC」から車で10分

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