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¡Hola! カヒカ特派員のSaeです。
 
新型コロナウィルスに関する記事が続きましたので、今日は明るい話題をお届けします。
 
 
コロンビアで人気のスポーツといえば、サッカー。でも、実はコロンビアには、あまり知られていないおもしろいスポーツがあるんです。
それが、
 
「Tejo(テホ)」。
 
コロンビアの国技で、先住民が儀式として行っていたものが起源だといわれています。
ルールは、「テホ」と呼ばれる鉄の塊を投げて、的に当てるというとてもシンプルなもの。ペタンクと似ていますが、的には火薬を置き、鉄の塊が直撃すると爆発するようになっています。
夕食のあとにお酒を飲みながらわいわいやる、日本のボウリングのような感覚でしょうか。町なかにプレイできるところがあり、私は先日、自宅の大家さんとその家族と一緒に初めて行ってきました。
鉄の塊は、正式には1.5kgのものを使用するそうですが、遊びの場合はボウリングの球と同様、いろいろな大きさや重さがあります。もちろん私は、できるだけ小さいものを選びました。
このくらいの大きさです。
 
 
的は木と土でできていて、45度の角度がついています。白い三角形ですが、当たると爆発する火薬。この火薬で描かれる円を狙い、ターゲットに一番近い人が1ポイント、火薬に当たると3ポイント、のようにポイントを競っていきます。
 
的から投げるポイントまでは18.5mが正式のようですが、実際に遊ぶときはもっと近いことが多いようです。私たちが遊んだときは、5mくらいだったでしょうか。基本的には下投げです。フォームもボウリングと似ていますね。でもボウリングとは違って、同じ側の手と足を前に出して投げるのがコツだそうです。
 
たくさん遊んでいると、だんだん的の土がでこぼこしてくるので、こんなふうに途中でならします。
 
テホに泥がつくので、それを拭うための麻布のようなものが置いてあります(大してきれいになりませんが)。
一番盛り上がるのは、やはり火薬が爆発したとき。ものすごく大きな音がするので、何度やってもびっくりしてしまいます。
 
 
ルールがシンプルだからこそ、やっていくうちにどんどんおもしろくなってきます。
この日は5人で遊んで、ひとり$10,000(約300円)ほどの料金でした。私と夫はお酒を飲んでいないので、ビールなんかを飲むともう少し高いかもしれません。
 
皆さんもコロンビアに来たらぜひ、テホで遊んでみてくださいね。
 
 
それでは。
¡Chao!