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2020年3月22日現在ニューヨーク州感染者数1万5168名
2020年3月20日 タイムズスクエア付近の様子
2020年3月22日付在ニューヨーク日本国総領事館の「総領事館からのお知らせ」メールによると、現在のニューヨーク州の感染者数は1万5168名。死亡者数は114名。気になっていたニューヨークシティ5区の感染者数の内訳が、明示されるようになりました。
ニューヨークシティは、感染者数が多い順番は、ブルックリン、クイーンズ、マンハッタン、ブロンクス、スタテンアイランド。ブルックリン、クイーンズ、マンハッタンの3区は、人口密集地であることから、感染者数が連日増加しています。( )内は前日の数。
ブルックリン区: 2,857名(2,275名)
クイーンズ区: 2,715名(2,077名)
マンハッタン区: 2,072名(1,791名)
ブロンクス区: 1,411名(1,005名)
スタテン島区: 593名( 375名)
詳細につきましては、在ニューヨーク日本国総領事館の新型コロナウイルス関連情報で確認することができます。
3月22日現在,当館管轄内における新型コロナウイルスの感染者数及び死者数は以下のとおりです。( )内は前日の数
○ニューヨーク州: 感染者数 15,168名(10,372名), 死者数 114名(56名)
・感染者数内訳(主なエリア)
ニューヨーク市: 感染者数 9,654名(7,530名), 死者数 63名(45名)
NY市の内訳(判明分)
ブルックリン区: 2,857名(2,275名)
クイーンズ区: 2,715名(2,077名)
マンハッタン区: 2,072名(1,791名)
ブロンクス区: 1,411名(1,005名)
スタテン島区: 593名( 375名)
ウエストチェスター郡: 1,873名(1,387名)(ニューロシェル「封じ込めエリア:3/15ー25」は現在も有効)
○ニュージャージー州: 感染者数 1,914名(1,327名), 死者数 20名(16名)
○ペンシルベニア州: 感染者数 479名(371名), 死者数 2名(2名)
○デラウェア州: 感染者数 47名(40名)
○ウエストバージニア州: 感染者数 12名(8名)
○コネチカット州フェアフィールド郡: 感染者数 140名(122名), 死者数 2名(2名)
○プエルトリコ: 感染者数 23名(21名), 死者数 1名
○バージン諸島: 感染者数 6名( 3名)
■ 在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171
ニューヨーク住民の半数以上に感染の可能性
連日急速に広がるニューヨーク市およびニューヨーク州の感染。ニューヨークはゴーストタウンと化し、人は住んでいるのかと訝るほど住宅地は静まり返っています。この状況に対して、2020年3月22日クオモNY州知事の会見では、ニューヨーカーにとって震え上がる事実が発表されました。40〜80%に感染する可能性があり、状況は4ヵ月から9ヵ月継続することを想定しているそうです。これ以上感染を広げないために、「自宅待機」が改めて強調されました。
●この状況がいつ終わるか不明だが、4ヵ月から9ヵ月ほど継続することを想定。しかし、必ず収束するので、過剰反応はしないこと。
●ニューヨーク住民の40%から80%に感染する可能性。特に18〜49歳までは、感染者の53%。高齢者や現在病気の人が罹患した場合、死に至る場合もある。
●感染を防ぐためにも、規模を問わず、集団行動は不可。
■参照記事
Video, Audio, Photos & Rush Transcript: Amid Ongoing COVID-19 Pandemic, Governor Cuomo Accepts Recommendation of Army Corps of Engineers for Four Temporary Hospital Sites in New York – NY State
social distancingってなに?
2020年3月20日 ユニオンスクエア付近の様子
最近よく耳にするのが、「social distancing(ソーシャル・ディスタンシング)」という言葉。新型コロナウイルスの感染を防ぐために繰り返し推奨されていますが、要約すると、
●新型コロナウイルスの感染を広げないためのエチケット。
●周囲と6フィート(約1.8m)以上の距離を置くこと。
●単独行動。
●規模を問わず、集団行動や集まりは不可。
●人ごみや公共の交通機関を避ける。
●やむを得ず外出する場合は、マスクや手袋などで防護する。
他人と通りですれ違うにも距離を置き、現金でお釣りをもらうにも、直接手を触れないようにしています。心細い状況で他人とのふれあいが禁止というのは、心に影が落ちるものですが、感染の広がりを少しでも止めるためには仕方がありません。私には主人という家族がいますが、ニューヨークシティはひとり暮らしが多いので、皆どれほど寂しいだろうと思いはかるものです。
ニューヨーク州が、マスクや医療用の手袋の買いとりを希望しています
ニューヨーク州で感染者が急速に増加しているため、医療従事者の使用する医療用の手袋、マスク、ガウン(治療の際に着るもの)が、深刻な品不足になっています。ニューヨーク州知事は、在庫を持つ業者、販売元に、ニューヨーク州が医療用の手袋、マスク、ガウンを買い取ると呼びかけています。また、医療用の手袋、マスク、ガウンを製造する希望のある会社または会社設立希望者に資金提供ができるので、会社を設立して医療用の手袋、マスク、ガウンを製造するようにと呼びかけています。
●ニューヨーク州で、感染者の治療にあたる医療従事者の医療用の手袋、マスク、ガウンなどの製品(感染を防ぐ保護具をPPEと呼ぶ)が不足しているなかで、知事はすべてのPPE製品提供者に、必要ではないまたは現在使用されていない製品を州に販売するよう求めています。
州への製品の販売に関心のある企業は、Simonida Subotic 646-522-8477またはcovid19supplies@exec.ny.govに連絡してください。
●ニューヨーク州知事は、適切な機器または人員を備えた企業に、可能であればPPE製品の製造を開始するよう奨励しています。ニューヨーク州は、企業に資金を提供する用意があります。
PPE製品を製造するために州の資金を受け取ることに関心のある企業は、EricGertlerの212-803-3100またはCOVID19supplies@esd.ny.govに連絡してください。
Additionally, amid a shortage of personal protective equipment — or PPE — products in the state, including gloves, masks and gowns, the Governor is asking all PPE product providers to sell to the state any products that are not essential or not currently being used. Businesses interested in selling products to the state should contact Simonida Subotic at 646-522-8477 or covid19supplies@exec.ny.gov.
The Governor is also encouraging any company with the proper equipment or personnel to begin to manufacture PPE products if possible. The state is willing to provide funding to any company to obtain the proper equipment and personnel. Businesses interested in receiving state funding to manufacture PPE products should contact EricGertler at 212-803-3100 or COVID19supplies@esd.ny.gov.
■参照記事
Governor Cuomo Signs the 'New York State on PAUSE' Executive Order – New York State
@NYGovCuomo
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