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【新型コロナウイルス】強制自宅待機から、1週間が経ちました

ロンドノ宮内 紗恵

ロンドノ宮内 紗恵

コロンビア特派員

更新日
2020年3月30日
公開日
2020年3月30日
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¡Hola! カヒカ特派員のSaeです。

ボゴタ市の隔離措置訓練が始まったのが、2020年3月20日。

全国ですべての国民を対象とした強制自宅待機措置が始まったのが、3月25日でした。

つまり、ボゴタ在住の人には、自宅待機が始まってから9日が経ったということになります。

隔離措置訓練が始まる前の3月17日、私は通常の買い物のため、カヒカのとあるスーパーに行ったのですが、このとおり。

トイレットペーパーは半分以上ありません。

レジの行列はすごく、大量に買い物をしている人が目立ちました。

そのあと、生鮮品のみを扱っているところに行くと、平日の午前中にもかかわらず、野菜や果物はいつもの3分の1ほどしかありませんでした。

コロンビアでも、同じようなことが起こるんだなあと、どこか他人事のように思えてしまいました。

それからしばらく経っていますが、砂糖やミルクなどの数が少ないことはあるものの、日本で起こっていると聞いているほどの品薄状態は起こっていないようです。

私は実は現在、ボゴタで待機しております。そのため、カヒカはもしかしたらちょっと違うのかもしれませんが。

強制自宅待機措置とは、短時間の必要な物資の購入、銀行手続きなどを除き、基本は外出不可。

明確な理由がなく外出した場合は、刑事処分の対象になる可能性もあります。

複数人での移動も基本的にはダメなようで、原則単独行動です。

現在のところ、この措置は4月13日の0時まで続くとのこと。

スーパーやドラッグストア、パン屋さんなどは基本開いていますが、レストランは基本デリバリーのみのようです。コロンビアはDomiciliosといって、レストランなどのデリバリーがもともと盛んなので、生活する側にとってはここはあまり大きな変化ではないかもしれません。

こんな状態での生活が1週間以上続いている身としては、お花見に行ったり、レストランで食事をしたり、ショッピングに行ったりしている日本の光景はとても不思議に見えます。いまだに満員に近い電車で通勤していたり、生活必需品でないお店が(短縮営業しているとはいえ)オープンしていたりするのも、正直解せません。

自分は大丈夫、と思わずに皆さん家にいましょう。

お花見は、来年もできます(関東は大雪で、桜はけっこう散ってしまったのでしょうか)。でも、万が一それによって感染して、誰かが亡くなってしまったら来年のお花見を心から楽しむことはできないかもしれません。

家でできることは、たくさんあります。私はとにかく、本を読んでいます。

家にいましょう。

コロンビア国内感染者数(2020年3月27日時点):539名

死者:6名

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