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皆さん、おはようございます。 昨日から高気圧がはりだし、快晴のアンコーナです。 家に籠もりだして3週間以上が経ちました。 家の中だけで24時間過ごす生活にも慣れて、平坦ながらも今では快適すぎる毎日です。
そんな毎日にちょっとした楽しさを添えてくれるのが食事ですよね。 私は自分が料理するので「楽しさ」ではないですが、主人にとっては「楽しみ」のひとつ。おいしいものを食べると幸せな気分になりますし、買い物も自由にできませんが、なるだけ食べたいものをいただくように工夫をしています。
さて、先週ですが主人が会社からの帰り道にある肉屋さんで大量の肉を購入してきてくれました。 この肉屋さん、以前、ブログでも紹介したお店です。 No.38 こんな暮らしをしています。イタリアの日常~Macelleria:お肉屋さん~編 外出制限があるにもかかわらず、肉屋さんには10人以上の待ち客がおり、彼も購入まで1時間待ったとか。 そうなんです。 ここの肉屋さん、肉を大きな塊から好きなサイズや重さで切り分けてくれたり、お願いしたら味つけまでしてくれるのです。 なので、どうしても時間がかかります。 主人が食べかったのは、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナのようなTボーンステーキ。 こちらの肉屋さんではマルケ州特産のマルキジャーナ牛をどどーんと売っています。 マルキジャーナ牛はビステッカ・アッラ・フィオレンティーナのキアーナ牛とロマニョーラ牛の勾配から生まれ種類で、味わいの濃い赤身が特徴的です。
こちら。重さが870g。持つだけでも重たい……。初めてこの手の肉を買ってキッチンで焼いたときは、焼きが甘くて中が冷たいままで失敗しました。が、そんな失敗をしてから、今は肉を買う時は必ず食べ方や焼き方のコツを肉屋さんに聞くようにしています。以前、この肉を買ったとき「熱々の肉焼き用の鉄板に、表裏ともに4分ずつ焼いたらOK。塩コショウはあとからね」と伝えられていたので、そのとおりにしてこのとおり。
私は自分のためにもも肉を1枚焼いていただき、彼はなんとこのステーキ肉1枚をほぼひとりで完食しました。この肉たち、合計でなんとたった€31=4000円程度。自分の番になるまで1時間も列を作って並んだのだから、このくらい買いたくなった、買わなければいけなくなった主人の気持ちも理解できるというものです。ちなみにほかの方たちはだいたい€100程度のお肉をどどんと購入されていたとのこと。マメにお買い物に来られませんしね。冷凍しておけば長く食べれますし納得です。ぜひマルケ州にマルケ牛を召しあがりにいらしてくださいね!Buona gironara e Buon Weekend!よい1日を、そしてよい週末を。Ci vediamo presto.