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全米で27万8458名、アメリカは世界一の感染者数。
[Photos by Hideyuki Tatebayashi] Do not use images without permission.
NY時間2020年4月4日午前 3:22:36時点の、感染症研究のエキスパート米ジョンズ・ホプキンス大学Johns Hopkins Universityの公式Webサイトによると、アメリカの新型コロナウイルス感染者数は、27万8458名で、世界最多の感染国。アメリカはダントツの1位で、2位のイタリアの2倍以上の感染者数です。中国は次第にランクを落とし、現在ワースト6位。前日の5位がフランスと入れ替わりました。ちなみに日本の感染者数は現在2935名、死亡者数は69名、回復者数は514名となっています。
全世界の感染者数は、111万9109名(2020年4月4日午前 3:22:36時点)で、アメリカが約4分1を占めています。
【新型コロナウイルス感染国ワースト5】2020年4月4日
1.アメリカ 278,458名(死亡7,159名)(回復9,897名)
2.イタリア 119,827名(死亡14,681名)(回復19,758名)
3.スペイン 119,199名(死亡11,198名)(回復30,513名)
4.ドイツ 91,159名(死亡1,275名)(回復24,575名)
5.フランス 83,029名(死亡6,520名)(回復14,135名)
日本 2,935名 (死亡 69名) (回復514名)
■参照記事
Johns Hopkins University. NY時間2020年4月4日午前 3:22:36時点のデータによる
2020年4月3日現在ニューヨーク州感染者数10万2863名
2020年4月3日付在ニューヨーク日本国総領事館の「総領事館からのお知らせ」メールによると、現在のニューヨーク州の感染者数は10万2863名。死亡者数は2935名。ニューヨークは世界の感染の震源地となり、アメリカは感染国ワーストワン(恐怖)。
ニューヨークシティで、感染者数が多い順番は、クイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、マンハッタン、スタテンアイランド。いずれも人口密集地であることから、感染者数が連日増加しています。私の住むクイーンズ区は、人種のるつぼニューヨークシティの中でも、特に多様な人種が集まるエリアで、感染率はトップ。しかもエルムハースト病院(Elmhurst Hospital,Queens,NYC)の医療現場の惨さが世界中に伝わっています。いわば、世界一の感染拡大地域で、私はまだ生き延びています(泣)。( )内は前日の数。
クイーンズ区: 16,819名(16,336名)
ブルックリン区: 13,290名(12,983名)
ブロンクス区: 9,343名( 9,107名)
マンハッタン区: 7,398名( 7,278名)
スタテン島区: 2,822名( 2,723名)
詳細につきましては、在ニューヨーク日本国総領事館の新型コロナウイルス関連情報で確認することができます。
4月3日現在、当館管轄内における新型コロナウイルスの感染者数及び死者数は以下のとおりです。( )内は前日の数
○ニューヨーク州:感染者数102,863名(92,381名),死者数2,935名(2,373名)
・感染者数内訳(主なエリア)
ニューヨーク市:感染者数 57,159名(51,809名),死者数 1,584名(1,397名)
NY市の内訳(判明分)
クイーンズ区: 16,819名(16,336名)
ブルックリン区: 13,290名(12,983名)
マンハッタン区: 7,398名( 7,278名)
ブロンクス区: 9,343名( 9,107名)
スタテン島区: 2,822名( 2,723名)
ウエストチェスター郡: 12,351名(11,567名)
○ニュージャージー州:感染者数 29,895名(25,590名),死者数 646名(537名)
○ペンシルベニア州: 感染者数 8,420名( 7,016名),死者数 102名( 90名)
○デラウェア州: 感染者数 450名( 393名),死者数 14名( 12名)
○ウエストバージニア州:感染者数 237名( 217名),死者数 2名( 1名)
○コネチカット州フェアフィールド郡: 感染者数 2,716名(2,132名),死者数 75名(65名)
○プエルトリコ: 感染者数 316名( 316名),死者数 15名( 12名)
○バージン諸島: 感染者数 37名( 30名)
■ 在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171
感染しないようにガード
感染を拡大しないようガッチリガードした、ニューヨーク市クイーンズ区のKFC (C)Hiroko H
人が外出していないため、ほとんどのファストフードが閉鎖している今、ニューヨーク市クイーンズ区のKFC(ケンタッキーフライドチキン)は、こんな状況。なるべく客と接近しないように、接客窓口をカバーしていますね。ライフラインで空いているスーパーマーケットや飲食店は、従業員も利用客も、お互いの感染を恐れ神経質になっています。スーパーマーケットでも、レジは30分ごとに変わって手洗いや、銀行窓口もひとりずつしか客を入れないなどして感染を広めないように努めています。
ニューヨーク市でもマスクを推奨
手芸作家Hさん作のマスク。かわいすぎて使えない私物。 (C)Sara A
CDC(米疾病予防管理センター)は、以前は病気でない人はにマスクを着用する必要がないといっていましたが、ニューヨーク市では感染していても自覚症状がない人が感染を広げている可能性もあるとして、健康な人であっても外出時には紙や布で鼻と口を覆い、他者とは一定の距離(約2m)を保つよう呼びかけました。
鼻と口を覆うものは、マスクに限らずスカーフやバンダナ、紙でもいいとしており、洗えるものは毎日洗濯をして、乾いたものを使用することを推奨。医療関係者が使用する医療用マスクについては、医療資材が不足しているため、一般人は使用を控えて欲しいそうです。
いよいよ、ニューヨーク市もマスク人口100%になります。トランプ大統領は、「他国の大統領、首相、王、女王といった高い地位の人たちに会うので、自分自身はマスクをつけたくない」といっているそうです。
■参照記事
Trump advises voluntary mask use against coronavirus but won't wear one himself-Reuters
Face Coverings: Frequently Asked Questions-NYC Health