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全米で33万7638名、アメリカは世界一の感染者数。
Flushing Meadows Corona Park [Photos by Hideyuki Tatebayashi] Do not use images without permission.
NY時間2020年4月6日午前 2:17:33時点の、感染症研究のエキスパート米ジョンズ・ホプキンス大学Johns Hopkins Universityの公式Webサイトによると、アメリカの新型コロナウイルス感染者数は、33万7638名で、世界最多の感染国。アメリカはダントツの1位で、2位のスペインの約2.5倍の感染者数です。4位のドイツは感染者数は増えていますが、致死率は目立って低く約1%。どういった治療をしているのか、他国も学ぶ必要がありそうです。中国は現在6位。ちなみに日本の感染者数は現在3139名、死亡者数は77名、回復者数は514名となっています。
全世界の感染者数は、127万5856名(2020年4月6日午前 2:17:33時点)で、アメリカが約4分の1を占めています。
【新型コロナウイルス感染国ワースト5】2020年4月6日
1.アメリカ 337,638名(死亡9,647名)(回復17,582名)
2.スペイン 131,646名(死亡12,641名)(回復38,080名)
3.イタリア 128,948名(死亡15,887名)(回復21,815名)
4.ドイツ 100,123名(死亡1,584名)(回復28,700名)
5.フランス 93,780名(死亡8,093名)(回復16,354名)
日本 3,654名 (死亡 85名) (回復575名)
■参照記事
Johns Hopkins University. NY時間2020年4月6日午前 2:17:33 時点のデータによる
2020年4月5日現在ニューヨーク州感染者数12万2031名
2020年4月5日付在ニューヨーク日本国総領事館の「総領事館からのお知らせ」メールによると、現在のニューヨーク州の感染者数は12万2031名。死亡者数は4159名。ニューヨークは世界の感染の震源地となり、アメリカは感染国ワーストワン(恐怖)。
ニューヨークシティで、感染者数が多い順番は、クイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、マンハッタン、スタテンアイランド。いずれも人口密集地であることから、感染者数が連日増加しています。私の住むクイーンズ区は、人種のるつぼニューヨークシティの中でも、特に多様な人種が集まるエリアで、感染率はNYCの中で約32%とトップ。しかもエルムハースト病院(Elmhurst Hospital,Queens,NYC)の医療現場の惨さが世界中に伝わっています。いわば、世界一の感染拡大地域で、私はまだ生き延びています(泣)。( )内は前日の数。
クイーンズ区: 21,436名(20,114名)
ブルックリン区: 18,558名(17,504名)
ブロンクス区: 13,368名(12,315名)
マンハッタン区: 9,898名( 9,300名)
スタテン島区: 4.291名( 4,073名)
詳細につきましては、在ニューヨーク日本国総領事館の新型コロナウイルス関連情報で確認することができます。
4月5日現在、当館管轄内における新型コロナウイルスの感染者数及び死者数は以下のとおりです。( )内は前日の数
○ニューヨーク州:感染者数 122,031名(113,706名),死者数 4,159名(3,565名)
・感染者数内訳(主なエリア)
ニューヨーク市:感染者数 67,551名(63,306名),死者数 3,048名(2,624名)
NY市の内訳(判明分)
クイーンズ区: 21,436名(20,114名)
ブルックリン区: 18,558名(17,504名)
マンハッタン区: 9,898名( 9,300名)
ブロンクス区: 13,368名(12,315名)
スタテン島区: 4.291名( 4,073名)
ウエストチェスター郡: 13,723名(13,080名),死者数 230名(211名)
○ニュージャージー州:感染者数 37,505名(34,124名),死者数 917名(846名)
○ペンシルベニア州: 感染者数 11,510名(10,017名),死者数 150名(136名)
○デラウェア州: 感染者数 673名( 593名),死者数 14名( 14名)
○ウエストバージニア州:感染者数 324名( 282名),死者数 3名( 2名)
○コネチカット州フェアフィールド郡: 感染者数 3,050名(2,824名),死者数 96名(86名)
○プエルトリコ: 感染者数 475名( 452名),死者数 20名( 18名)
○バージン諸島: 感染者数 42名( 40名),死者数1名( 0名)
■ 在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171
ニューヨークに希望の光が
photo by Sara Aoyama
感染者数でいえばまだまだ増加し続けてはいますが、2020年4月5日のクオモNY州知事の記者会見で、希望の光が見えました。以下ニューヨーク総領事館のメールから抜粋です。
◎(NY州)クオモ知事のメッセージ
・本4月5日にクオモNY州知事が発信したメッセージの一部は以下の通りです。
1日あたりの感染者数が最大となる感染ピークが来た後,直ぐに減少に転じるするのか,又はある程度の期間ピークが続いて(Plateau)から減少するかは分からないが,当然前者を期待する。
– 死者数について,3565名から4159名へと594名増加したが,1日毎の死者数は4月3日(630名増加)をピークに減少に転じた。
– 入院者について,今後3,4日間の傾向も注視しなくてはいけないが,新規入院者数は574名と前日の1095名に比べて大幅に減少した。
– 退院者数についても,1709名と前日の1592名に比べて増加した。
– さらに,医者,看護師,専門技師等約1000人が連邦政府によって派遣され,そのうち325人がNY市公立病院に配置される。
– ただし,このウイルスは残忍であり,引き続き高齢者などの抵抗力が落ちている方はウイルスから距離を取って守られなくてはいけない。
– 歴史的な視点でみても,この状況には必ず終わりが来る。個人的な見解だが,Rapid Testingを実施して,陰性であることを確認できてから仕事に戻っていくことが重要であると考える。
■ 在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171
ニューヨークが新型コロナウイルス感染の頂点に達している可能性があるという、うれしいニュース。回復して退院している数も増えているということで、少しだけ先行きが見えてきたようです。いつまで引きこもり生活が続くのか、病人が運ばれる救急車のサイレンの音に怯えるのか、不安な毎日を過ごしていたニューヨーカーには朗報です。
簡単には今までの生活には戻れないかもしれませんが、暗闇に光が射しました。感染数や回復数の発表を待ち、多分ニューヨーカー全員がテストで陰性が確認できてから、日常へ動き出すのでしょう。先の見えない我慢は辛いものですが、少しでも先が見えれば頑張れそうです。もう少し、もう少しと思って耐えましょう。
ニューヨークも2020年の今年は暖かく、住宅街のあちらこちらで桜などの花が咲いています。ただ外出禁止のため、人間はゆっくり見ることはできず、野生の鳥がのびのびと独り占めにしています。今年はセントラルパークやルーズベルトアイランドの桜は眺められそうにありませんが、来年の楽しみに取っておきましょう。