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全米で39万9929名、アメリカは世界一の感染者数。
NY時間2020年4月8日午前 1:07:48時点の、感染症研究のエキスパート米ジョンズ・ホプキンス大学Johns Hopkins Universityの公式ウェブサイトによると、アメリカの新型コロナウイルス感染者数は、39万9929名で世界最多の感染国。アメリカはダントツの1位で、2位のスペインの約2.8倍の感染者数です。ドイツは感染者数は増えていますが、致死率は目立って低く約1.8%で、4位から5位に下がりました。どういった治療をしているのか、他国も学ぶ必要がありそうです。中国は現在6位。ちなみに日本の感染者数は現在4257名、死亡者数は93名、回復者数は622名となっています。
全世界の感染者数は、143万1900名(2020年4月8日午前 1:07:48時点)で、アメリカが約4分の1を占めています。新規感染者数は、米ジョンズ・ホプキンス大学 Johns Hopkins Universityの統計によると、アメリカ、スペイン、イタリア、ドイツは減少してきており、フランス、英国、ベルギー、中国が増えてきているとのことです。
【新型コロナウイルス感染国ワースト5】2020年4月8日
1.アメリカ 399,929名(死亡12,910名)(回復22,496名)
2.スペイン 141,942名(死亡14,045名)(回復43,208名)
3.イタリア 135,586名(死亡17,127名)(回復24,392名)
4.フランス 110,070名(死亡10,343名)(回復19,523名)
5.ドイツ 107,663名(死亡2,016名)(回復36,081名)
日本 4,257名 (死亡 93名) (回復622名)
■参照記事
Johns Hopkins University. NY時間2020年4月8日午前 1:07:48 時点のデータによる
2020年4月7日現在ニューヨーク州感染者数13万8863名
ジャヴィッツ・コンベンション・センター 過去のイベント時。現在は臨時病院になっている。[Photos by Hideyuki Tatebayashi] Do not use images without permission.
2020年4月7日付在ニューヨーク日本国総領事館の「総領事館からのお知らせ」メールによると、現在のニューヨーク州の感染者数は13万8863名。死亡者数は5489名。ニューヨークは世界の感染の震源地となり、アメリカは感染国ワーストワン(恐怖)。
ニューヨークシティで、感染者数が多い順番は、クイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、マンハッタン、スタテンアイランド。いずれも人口密集地であることから、感染者数が連日増加しています。私の住むクイーンズ区は、人種のるつぼニューヨークシティの中でも、特に多様な人種が集まるエリアで、感染率はNYCの中で約32%とトップ。しかもエルムハースト病院(Elmhurst Hospital,Queens,NYC)の医療現場の惨さが世界中に伝わっています。いわば、世界一の感染拡大地域で、私はまだ生き延びています(泣)。( )内は前日の数。
クイーンズ区: 24,840名(23,133名)
ブルックリン区:20,879名(19,702名)
ブロンクス区: 15,348名(14,327名)
マンハッタン区:11,012名(10,440名)
スタテン島区: 4,797名( 4.579名)
詳細につきましては、在ニューヨーク日本国総領事館の新型コロナウイルス関連情報で確認することができます。
4月7日現在、当館管轄内における新型コロナウイルスの感染者数及び死者数は以下のとおりです。( )内は前日の数
○ニューヨーク州:感染者数 138,863名(130,689名),死者数 5,489名(4,758名)
・感染者数内訳(主なエリア)
ニューヨーク市:感染者数 76,876名(72,181名),死者数 4,009名(3,485名)
NY市の内訳(判明分)
クイーンズ区:24,840名(23,133名)
ブルックリン区:20,879名(19,702名)
マンハッタン区:11,012名(10,440名)
ブロンクス区:15,348名(14,327名)
スタテン島区: 4,797名( 4.579名)
ウエストチェスター郡:14,804名(14,294名),死者数 304名(253名)
ナッソー郡:16,610名(15,616名),死者数 620名(535名)
サフォーク郡:14,517名(13,487名),死者数 266名(237名)
○ニュージャージー州:感染者数 44,416名(41,090名),死者数 1,232名(1,003名)
○ペンシルベニア州: 感染者数 14,559名(12,980名),死者数 240名(162名)
○デラウェア州: 感染者数 928名( 783名),死者数 16名( 15名)
○ウエストバージニア州:感染者数 412名( 345名),死者数 4名( 3名)
○コネチカット州フェアフィールド郡: 感染者数 4,136名(3,719名),死者数 132名 (101名)
○プエルトリコ: 感染者数 573名( 513名),死者数 23名( 21名)
○バージン諸島: 感染者数 43名( 43名),死者数1名( 1名)
■ 在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171
シャットダウンから4週目。ニューヨーカーはどうしているのか
(C)NYC Health
日本では、2020年4月7日(火)に緊急事態宣言が出されました。ニューヨーク州の非常事態宣言は下記のように、日本の約1ヵ月前に宣言しています。
2020年3月7日(土)クオモNY州知事が、ニューヨーク州全域に非常事態宣言。
2020年3月12日(木)デブラシオNY市長が、ニューヨーク市の非常事態宣言。
2020年3月13日(金)トランプ米大統領が、国家非常事態を宣言。
日本が、ニューヨークのような爆発的な感染拡大にならないことを祈ります。
ニューヨーク市が2020年3月16日(月)にシャットダウンになり、外出禁止になってから、4週目。現在のニューヨークはどうなっているのか、お伝えしたいと思います。ニューヨークでは感染者数はピークに到達したといわれていますが、自宅待機は4月29日まで延長されています。テレビをつければ「Stay at home(おウチにいましょう)」のCMが100万回も流れ、パソコンを見ていると「Stay at home」の広告が貼りつきます(ややしつこい)。周囲と6フィート(約1.8m)以上の距離を置くこと、規模を問わず、集団行動・スポーツ禁止の違反者の罰金は、$1000になりました。
私の住むニューヨーク市クイーンズ区住民は、NY州知事やNY市長の言いつけを守り、外を歩いている人はわずか。ジョギングをしている人も見かけなくなりました。パトカーが罰金の$1000を回収しようと巡回し、あちこちで救急車のサイレンが響き、商業施設はおろか公園まで閉鎖になっています。許されている屋外でのエクササイズは、近所をぐるぐるとウォーキングするしかありません。
なぜスーパーマーケットの外で、30〜60分以上も待つのか
スーパーマーケットはどこも長蛇の列。最低30分、長い場合は1時間以上、店外で列を作って待つのです。なぜスーパーマーケットで長い時間待つかといえば、
●店内の空間率25%を守ること
●スタッフが通常より少ないこと
(学校閉鎖で子供が自宅にいるため出勤できない、リスクが高いので出勤したくない、すでに感染して出勤不可?)
●スタッフは、手洗いあるいは感染防止のため、約30分ごとに入れ替わる
上記のペースを守るため、買い物客を一定数に保っているからです。しかも、閉鎖してしまったスーパーマーケットも多いのです。
ニューヨーカーが外出するときの一般的なスタイル
昨日近所の様子がどうなっているのかと出かけてみました。まず、外出するときの、ニューヨーカーの一般的なスタイルをお伝えします。
●マスクあるいはバンダナやスカーフで、鼻と口を覆う(NY市長令による)
●帽子またはパーカーのフードをすっぽりかぶる(髪を覆う)
●手にはゴムやビニールの手袋をはめる(ドアノブや買い物時の商品を触るなど、手からの感染を防ぐ)
●人によっては、眼鏡、サングラス
ただし、外出禁止令に従っているため、ニューヨーク市クイーンズ区での目撃情報になります。たぶん、マンハッタンもブルックリンも同様ではないかと思います。マスク嫌いのニューヨーカーが一斉にマスクをつけ、銀行強盗でもしそうな怪しいスタイル(自分も含め)。下記の写真は友人の自撮りの写真。冗談でもなんでもなく、人種を問わず、皆がこういうスタイルです。
最多感染地帯ニューヨーク市クイーンズ区はどうなっている
2020年4月7日NYCの感染状況 (C)NYC Health
私はニューヨーク市でも、最多感染のクイーンズ区に住んでおります。上記感染図のもっとも色が濃い紫のエリアです(泣)。私の住むエリアでは、2020年4月7日現在下記のような状況になっていました。
●駅前のチャイニーズマーケット(アジア系の野菜が手に入るので行きたい……)
正面入口は封鎖。商品搬入の裏口から、人数制限にて入場。店外には、常に150人ほどの列。10日ほど前からこんな様子に。
●医療崩壊が起きた病院近くの商店街は、2軒の大きな中国系スーパーマーケットを含め、ほぼ全店閉鎖。人影なし。
Elmhurst Hospital,Queens,NYC
●近所のレストランやファストフード飲食店は9割閉鎖。スタバなどのチェーン店も開いていない。
●近所のミニマーケット(小規模のマーケット)も閉鎖。
●スーパーマーケットは、店外に長蛇の列。野菜などの生鮮食品の価格は値上がりしている。店によっては通常の3倍。
●パトカーおよびシェリフ(保安官)カーが巡回。
●人や車が極端に少なくなり、町は信じられないほど静か。
開いている店舗がどんどん減ってきたため、空のショッピングカートを引いて、ウロウロしている人が目につきます。足を延ばして探した結果、新鮮なトマトや人参、ブロッコリーを入手しました。やっと見つけたミニマーケットが、閉鎖しませんように。
2020年4月7日 NYCクイーンズ区 閉鎖してしまった中国系大型スーパーマーケット