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全米で53万6名、アメリカは世界一の感染者数。
NY時間2020年4月12日午前 3:08:56 時点の、感染症研究のエキスパート米ジョンズ・ホプキンス大学Johns Hopkins Universityの公式ウェブサイトによると、アメリカの新型コロナウイルス感染者数は、53万6名で世界最多の感染国。アメリカはダントツの1位で、2位のスペインの3.2倍以上の感染者数です。5位のドイツは感染者数は増えていますが、致死率は目立って低く約2%。どういった治療をしているのか、他国も学ぶ必要がありそうです。中国は現在6位。
日本の感染者数は現在6748名、死亡者数は108名、回復者数は762名となっています。
【新型コロナウイルス感染国ワースト5】2020年4月12日
1.アメリカ 530,006名(死亡20,608名)(回復32,091名)
2.スペイン 163,027名(死亡16,606名)(回復59,109名)
3.イタリア 152,271名(死亡19,468名)(回復32,534名)
4.フランス 130,730名(死亡13,851名)(回復26,671名)
5.ドイツ 125,452名(死亡2,871名)(回復57,400名)
日本 6,748名 (死亡 108名) (回復762名)
■参照記事
Johns Hopkins University. NY時間2020年4月12日午前 3:08:56時点のデータによる
2020年4月11日現在ニューヨーク州感染者数18万458名
Saint Patrick's Cathedral [Photos by Hideyuki Tatebayashi] Do not use images without permission.
2020年4月11日付在ニューヨーク日本国総領事館の「総領事館からのお知らせ」メールによると、現在のニューヨーク州の感染者数は18万458名。死亡者数は8627名。ニューヨークは世界の感染の震源地となり、アメリカは感染国ワーストワン(恐怖)。
ニューヨークシティで、感染者数が多い順番は、クイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、マンハッタン、スタテンアイランド。いずれも人口密集地であることから、感染者数が連日増加しています。私の住むクイーンズ区は、人種のるつぼニューヨークシティの中でも、特に多様な人種が集まるエリアで、感染率はNYCの中で約32%とトップ。しかもエルムハースト病院(Elmhurst Hospital,Queens,NYC)の医療現場の惨さが世界中に伝わっています。いわば、世界一の感染拡大地域で、私はまだ生き延びています(泣)。( )内は前日の数。
クイーンズ区: 31,291名( 29,303名)
ブルックリン区:26,243名( 24,715名)
ブロンクス区: 20,477名( 19,160名)
マンハッタン区:13,437名( 12,722名)
スタテン島区: 6,860名( 6,484名)
詳細につきましては、在ニューヨーク日本国総領事館の新型コロナウイルス関連情報で確認することができます。
4月11日現在、当館管轄内における新型コロナウイルスの感染者数及び死者数は以下のとおりです。( )内は前日の数
○ニューヨーク州:感染者数 180,458名(170,512名),死者数 8,627名(7,844名)
・感染者数内訳(主なエリア)
ニューヨーク市:感染者数 98,308名( 92,384名),死者数 6,201名(5,663名)
NY市の内訳
クイーンズ区: 31,291名( 29,303名)
ブルックリン区:26,243名( 24,715名)
マンハッタン区:13,437名( 12,722名)
ブロンクス区: 20,477名( 19,160名)
スタテン島区: 6,860名( 6,484名)
ウエストチェスター郡:18,729名( 18,077名),死者数 505名( 428名)
ナッソー郡: 22,584名( 21,512名),死者数 965名( 890名)
サフォーク郡: 19,883名( 18,692名),死者数 469名( 425名)
ロックランド郡: 7,477名( 7,122名),死者数 153名( 135名)
○ニュージャージー州:感染者数 58,151名( 54,588名),死者数 2,183名(1,932名)
○ペンシルベニア州: 感染者数 21,655名( 19,979名),死者数 494名( 416名)
○デラウェア州: 感染者数 1,479名( 1,326名),死者数 33名( 32名)
○ウエストバージニア州:感染者数 577名( 574名),死者数 5名( 5名)
○コネチカット州フェアフィールド郡: 感染者数 5,407名(5,180名),死者数 220名(203名)
○プエルトリコ: 感染者数 788名( 725名),死者数 42名( 39名)
○バージン諸島: 感染者数 51名( 50名),死者数 1名( 1名)
■ 在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171
4月12日(日)は、イースター(復活)サンデー
Saint Patrick's Cathedral [Photos by Hideyuki Tatebayashi] Do not use images without permission.
本日2020年4月12日(日)は、イースターサンデー。
イースター(Easter)とは、イエス・キリストが死後3日目に復活したことを記念する復活祭。春分後の初めの満月の次に訪れる日曜と決まっており、その年によって日付が変わります。
■参照 コトバンク イースターから
キリスト教信者にとっては、クリスマス(キリスト降誕祭)と並んで重要な宗教の日。ただし、今年は新型コロナウイルス感染を拡大しないため、集会が禁じられています。
上記写真は、ニューヨークのもはや観光名所でもある、セイント・パトリック大聖堂Saint Patrick's Cathedral。ロックフェラーセンターの近くにある、大規模なカトリック教会。マンハッタンの観光中心地にあるため、観光客も入りやすく、美しく荘厳な気配があります。例年行われるミサも、2020年は集会は行われず、ライブ配信で行われます。
今年のイースターといえば、アメリカに住むものにとっては、トランプ大統領が述べた「新型コロナウイルスは、イースターまでに終結する」が印象的。4月12日中に、奇跡は起こるのでしょうか? デブラシオNY市長の4月11日の記者会見では、学校が再開するのは新学期(9月)からの意向を述べました。3月から休校していますから、夏休みまで延長して、半年閉校することになります。
ニューヨークに春を告げるイースターパレード
過去に行われた様子から Easter Bonnet Parade [Photos by Hideyuki Tatebayashi] Do not use images without permission.
ニューヨークでは年間を通していろいろなパレードがありますが、私のお気に入りのひとつが、イースター・ボンネット・パレード(Easter Bonnet Parade)。例年、セイント・パトリック大聖堂の前付近に、イースターを祝う帽子を被った人たちが現れ、五番街(Fifth Ave)をそぞろ歩くというもの。参加資格はなく、気合いの入った春を呼ぶファッションで当日参加します。ニューヨークは冬が長く、1年の半分が冬。冬に終わりを告げる春のイベントは、うれしく、楽しく、皆の顔に喜びが浮かびます。2020年はこちらも行われず、各々Zoomでの参加になるようです。
ローマ教皇フランシスコは、イースターを前にした4月11日に、イエス・キリストが復活した時に語ったとされる言葉を用いて語りました。
恐れることはない、恐怖に負けてはいけない。これは、希望のメッセージであり、今日の私たちに向けられたものである。
Do not be afraid, do not yield to fear. This is the message of hope. It is addressed to us today.
Pope Francis says, 'Do not be afraid, do not yield to fear' this Easter-CNN
感染する病気への恐怖
食料や必要なものがなくなるのではという恐怖
仕事を失う恐怖
将来へ希望が持てるのかという恐怖
私たちは現在、多くの恐怖に晒されています。それでも今日のこの日に復活を願い、来年は笑顔でイースターを迎えたいものです。