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新型コロナウイルスが猛威をふるっておりますが、事態が収束したら訪れてほしいおすすめの散歩スポットを紹介します。遠出をするのもよいけれど、周辺で過ごせないか。そんなときには慌ただしい平日の忙しさを忘れ、ゆっくり東京の町を散策してみてはいかがでしょうか。お散歩にぴったりの風情あふれる町、清澄白河を紹介します。
清澄白河は東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線の清澄白河駅周辺のこと。地元に古くから根づく店や神社などがあって風情あふれる町で、最近では多くの人気カフェが軒を連ねるカフェ激戦区でもあります。公園や川など、自然が多いエリアでもあり、カフェでまったりお茶を楽しみながら散歩するにはぴったりの場所です。
江東区にある住民の憩いの場所、木場公園。多くの人々が集まるこの公園には植物園や噴水、橋があります。ピクニックやテニス、バーベキューなど多くのアクティビティを体験できるのです。
かつて江戸から昭和にかけて、東京へ材木を供給し「材木のまち」として栄えた木場の町に「水と緑の森林公園」として木場公園が生まれました。昭和52年には昭和天皇御在位50年記念公園として国から指定も受けたのだそう。
特に注目すべきは「木場公園大橋」。南、中、北の3つの地域に分けられている木場公園内のエリアをつなぎ、全長250m。その名の通り非常に大きく、公園のランドマークとなっています。
橋から見える壮大な景色と歩きやすく滑らかな道床を持つこの橋は、ジョギングや散歩、さまざまな用途に適していて通行人が絶えません。
木場公園では園内にある有料のテニスコートやドッグラン、バーベキュー場などを使用することができるのが人気のポイント。週末だけでなく、平日にも老若男女問わず多くの人でにぎわい、昼時にはピクニックやバーベキューをする人々も。家族やカップルでの訪問に最適なスポットなのです。
■木場公園
東京都現代美術館は木場公園内にある公立の美術館。1995年に開館した東京都現代美術館には約5400点の収蔵作品が展示されています。期間ごとに変わる絵画や彫刻、ファッション、建築、デザインなど幅広いジャンルの現代美術に関する展覧会も開催されています。
2019年にはリニューアルされ、子供向けの美術書籍を集めた「こどもとしょしつ」や温かみのあるベンチをはじめとする建築物など、大人だけでなく子供も楽しめるエリアが新設。人気の現代アートの多くを展示している美術館エリアのほか、ショップやカフェ、レストランもあって、1日中満喫することができるスポットです。
■東京都現代美術館
東京都墨田区と江東区を流れる大横川(おおよこがわ)。大横川は江戸時代に埋め立てられた場所にできた運河で、東京都墨田区の北十間川から分流し、隅田川に合流します。川には複数の橋がかかっており、四季折々の景色を望むことができるスポットです。
川の両脇には木々が植えられており、春には桜と花紅柳緑、秋には紅葉を見ることができ、まさに山紫水明。晴れた日には橋の中央から東京スカイツリーを望むこともでき、暖かい日にはコーヒーを片手に住民が立ち話をするために集うような憩いの場所でもあります。
清澄白河を紹介しました。古くからの情緒あふれる下町の雰囲気を残しつつ、美術館やカフェなど人気スポットが集結する清澄白河。社会が落ち着いたら見どころ満載の清澄白河を散歩してみてはいかがでしょうか。