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【新型コロナウイルス関連】マレーシアのロックダウン緩和と経済活動の再開

逗子 マリナ

逗子 マリナ

マレーシア特派員

更新日
2020年5月20日
公開日
2020年5月20日
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5月13日から始まった第5期(フェーズ5)となるマレーシアのロックダウンである条件付き活動制限令(Conditional Movement Control Order=CMCO)。 過去4回は2週間ごとで区切られていましたが、今回は一気に4週間延長となり6月9日終了予定となっています。

フェーズ4までと異なるのはある程度の条件を満たせば、経済活動を再開できるという緩和措置がとられていること。 例えばクアラルンプールは隣接するスランゴール州(Selangor)、首相官邸などがある新行政都市プトラジャヤ(Putrajaya)などへは移動許可証を持たずに行き来することができるようになりました。 ※その他の州間移動はまだ許可されていません。

再開したショッピングモールでは検温と個人情報告知が必須

ショッピングモールなどが再開し始めていますが、ロックダウン前と異なるのはまずの入口と出口が限られていること。さらにモールによっては3つの手順を踏まなければ中に入ることはできません。

今回はマレーシア国内で最大級のショッピングモールとして知られるワン・ウタマ(One Utama)のケースを紹介します。

①スマホでQRコードを読み込み。

②名前・携帯番号などを入力。

③サーモーグラフィーの前で検温。体温を入力すると自分のデータが入ったQRコードが作成されるので、それを各ショップで提示。

ところが一部のショップなどではさらに独自の入店管理を行っており、QRコードを読み込んで、名前や携帯番号を入力して、という手順を再度必要な場合も。

また場所によっては手書きの場合もあります。

スーパーでも店内に入る客数を入口で制御しているため、ソーシャルディスタンスを保ちながら列に並ぶというのが普通の光景となっていました。

とにかく感染者が出た時のことを想定し、後から追跡できるようにしているようですが、本当に厳しく徹底されていて驚きました。

今後外出でつけなければいけなくなったこと

ショッピングモールの場合、独自で来店者情報を管理している以外は、ショップやレストランに入るたびに、生成した個人のQRコードを提示してスキャンしてもらう必要があります。よって最初にスクリーンショットを撮っておいた方が便利かなと感じました。

実際にスクリーンショットでも問題はありませんでしたが、今後の状況の変化などもあるかと思いますので、最新情報は公式サイトなどを参照してくださいね。

(写真撮影by逗子マリナ)

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