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5月10日(日)から外出規制を条件付きで徐々に緩和し、"Pandemic Conditions of Readiness"の頭文字を取った「PCOR2」へと移行したグアム。読者の方が気になっているであろう"観光業"は、この数字が【4】になってからとのことなので、もう少し先になりそうです。
【5月19日】に発表された感染者数は、下記のとおりです。
新規感染者0名
感染者数合計154名
死者5名
回復者126名
KUAM NEWSより
■一部のお店が営業を再開
"PCOR2"に移行した日を皮切りに、「マイクロネシアモール」や「グアムプレミアアウトレット(GPO)」、「アガニアショッピングセンター」、そして「タモンサンズプラザ」が続々と営業を再開。売り場を大幅に縮小していた「Kマート」も、すべての商品を購入できるようになりました。
先日Kマートを訪れた際の様子です。
いつもは旅行者の方でにぎわうチョコレート売り場は閑散としていました。
■アメリカ政府の給付金が配布スタート
と、このタイミングで、アメリカ政府からの給付金が配布開始されました。給付金額は下記のとおりです。
・大人1200ドル
・子供500ドル
受給資格は、2017もしくは2018年に税金を納めている方、SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)を持っている方はすべて対象。"SSN"とは日本のマイナンバーのようなもので、確定申告や仕事を始める時、運転免許を取得する際など、ありとあらゆる手続きの際に必要で、各家庭や個人情報などがそのナンバーによりすべて管理されています。また今回の給付金は、SSNさえ持っていればビジネスビザで駐在している日本人でも受給できます。
番号で管理されているので、特に申請や手続きをすることなく、P.O.BOX(私書箱)に投函されていました。
※グアムは自宅に郵便物が届くのではなく、皆個人で私書箱を持っていたり、郵便局に取りに行くという流れが一般的です。
私も無事受け取ることができ、先日銀行のドライブスルーに並びました(グアムの銀行にはドライブスルーがあるんです!)。この遥か遠くに、「Bank of Guam」タモン店があります。職種によっては、約2ヵ月間全く収入がないという家庭もあります。皆考えることは同じようで、銀行が開店する前から長蛇の列でした。
この日は朝8時半から並び、終了したのは12時半(!)4時間も待ちました! 自粛が緩和されたとはいえ、まだまだ日常生活には程遠いグアム。でもここ数日新規感染者数はゼロが続いているので、このままいけば(グアム島内は終息に向かうのではないか?)という淡い期待が膨らみます。
ほかにもさまざまな機関で、サポートや援助の受付が始まり、在住者の中でもしばしばその話題があがります。これからどうなってしまうのか不安が大きいですが、ふと車内から外を見てみたら、グアムの変わらない美しい景色が広がっていました。一刻も早く平和な日常が戻りますように。
■その他の新型コロナウィルス・グアム現地最新情報はこちら
・ハガッニャ日本国総領事館からの発表→https://tokuhain.arukikata.co.jp/dededo/2020/03/post_122.html
・外出自粛延長→https://tokuhain.arukikata.co.jp/dededo/2020/04/post_130.html
・グアムリーフがHOPE特大アート→https://tokuhain.arukikata.co.jp/dededo/2020/04/post_131.html
・グアムロックダウンからPCOR2へ移行→https://tokuhain.arukikata.co.jp/dededo/2020/05/pcor2.html