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マスク推進公共広告ファイナリストの人気投票
2020年5月5日クオモNY州知事の会見で、公共広告に使用するため、マスクを着用することの重要性を説明した30秒の動画を募集しました。600件の応募から、2020年5月20日ファイナリストのベスト5が発表されました。2020年5月25日までオンライン投票が行われ、選ばれた最優秀者がいまだにマスクの重要性をわかっていない人を納得させるための、公共広告に採用されます。
記者会見で発表されたファイナリストの動画はいずれもすばらしく、甲乙つけがたいものでした。何回か各作品を見た結果、投票しました。投票すると、現在人気のランキングもわかります。
こちらからも見られますが、Youtubeにアップされている動画の各リンクを貼っておきます。ただし、期間限定公開なので、ベストワンが決まった時点で削除されるものと思われますので、ご了承ください。
【NYマスク推進公共広告のファイナリストベスト5】
●You Can Still Smile – Natalia Bougadellis
●We are Compassion. We are New York – Skyline99 Studios
●That Guy – Plastic Tree Productions
●Do The Right Thing – Ian Bell
●We ❤ NY – Bunny Lake Films
マスク推進公共広告ファイナリストの人気投票
【投票対象】人々が公の場でマスクを着用する重要性を説明する、マスク推進公共広告に採用。
【投票】ひとり1回1票
【投票締切日】2020年5月25日まで。翌日結果発表。
NYのマスク公共広告の公募ファイナリスト5を発表 (C)The Official Website of New York State プレスリリース
フロントライン・ワーカーの感染率が低い理由
マスクをつけて記者会見に臨むクオモNY州知事 (C)The Official Website of New York State プレスリリース
2020年5月20日クオモNY州知事の記者会見によると、看護師や医師など医療従事者、バスや地下鉄など交通機関の労働者、NY警察官、消防士、救急隊員などフロントラインで働く人たちは、一般のNY州民より感染率がずっと低いことがわかりました。その理由は、「彼らはマスクをしている」からであり、データによって実証されています。
最前線で働く者とNY州民・市民全体の陽性率の比較結果
陽性率
NY市民平均 19.9%
州南部交通機関従事者 14.2%
州南部医療従事者 12.2%
NY市警察官 10.5%
NY市消防士・救命士 17.1%
陽性率
NY州民平均 12.3%
DOCCS職員(刑務所の矯正担当者) 7.5%
NY州警察官 3.1%
引用 新型コロナウイルス関連情報(5月13日) 在ニューヨーク日本国総領事館
クオモNY州知事は、いつもマスクをしている中国系の人々を見て、「どうして、いつもマスクをつけているのかしら」と不思議に思っていました。でも、データによりマスクは感染予防として機能し、彼らは正しかったと認めています。クオモNY州知事は、「マスクを着用してください」と繰り返し述べています。マスクが嫌いだったニューヨークで、皆から選ばれたマスク推進公共広告が近々オンエアされます。
■参照記事
Governor Cuomo Announces Results of State's Antibody Testing Survey at Churches in Lower-income NYC Communities of Color Show 27 Percent of Individuals Tested Positive for COVID-19 An- 2020年5月20日 NY State Gov プレスリリース
新型コロナウイルス関連情報(5月13日) 在ニューヨーク日本国総領事館
全米で155万1853名、アメリカは世界一の感染者数。
NY時間2020年5月21日午前 2:33:02 時点の、感染症研究のエキスパート米ジョンズ・ホプキンス大学Johns Hopkins Universityの公式ウェブサイトによると、世界の感染者数は500万561名。アメリカの新型コロナウイルス感染者数は155万1853名で、世界最多の感染国。アメリカはダントツの1位で、2位のロシアの約5倍の感染者数。3位ブラジル、4位英国、5位スペイン、6位イタリア、7位フランス、8位ドイツ、9位トルコ、10位イラン。アメリカ、ロシア、ブラジルがワースト3を占めています。ロシアは死亡数が少なく回復数が多いのに対し、英国は死亡数が多く回復数が少ない、逆のデータが出ています。
日本の感染者数は現在1万6385名、死亡者数は771名、回復者数は1万2286名となっています。日本はニューヨークのように、爆発的には増えていません。
【新型コロナウイルス感染国ワースト5】2020年5月21日
世界の感染者数 5,000,561名(死亡328,191名)(回復1,901,079名)
1.アメリカ 1,551,853名(死亡93,439名)(回復294,312名)
2.ロシア 308,705名(死亡2,972名)(回復85,392名)
3.ブラジル 291,579名(死亡18,859名)(回復116,683名)
4.英国 249,619名(死亡35,786名)(回復1,116名)
5.スペイン 232,555名(死亡27,888名)(回復150,376名)
日本 16,385名 (死亡 771名) (回復12,286名)
■参照記事
Johns Hopkins University. NY時間2020年5月21日午前 2:33:02 時点のデータによる
2020年5月20日現在 ニューヨーク州感染者数35万4370名
2020年5月20日付在ニューヨーク日本国総領事館の「総領事館からのお知らせ」メールによると、現在のニューヨーク州の感染者数は35万4370名。死亡者数は2万2976名。ニューヨークは世界の感染の震源地となり、アメリカは感染国ワーストワン(恐怖)。
ニューヨークシティで、感染者数が多い順番は、クイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、マンハッタン、スタテンアイランド。いずれも人口密集地であることから、感染者数が連日増加しています。私の住むクイーンズ区は、人種のるつぼニューヨークシティの中でも、特に多様な人種が集まるエリア。5万9000人を超え、感染率はNYCの中で約31%とトップ。しかもエルムハースト病院(Elmhurst Hospital,Queens,NYC)の医療現場の惨さが世界中に伝わっています。いわば、世界一の感染拡大地域で、私はまだ生き延びています(泣)。マンハッタン区の感染者数が少ないのは、お金持ちはすでに、セカンドハウスを持つほかの州や、他国へ移動済みだからです。( )内は前日の数。
クイーンズ区:59,752名( 59,508名)
ブルックリン区:52,889名( 52,681名)
ブロンクス区:43,418名( 43,270名)
マンハッタン区:25,391名( 25,293名)
スタテン島区:13,100名( 13,069名)
詳細につきましては、在ニューヨーク日本国総領事館の新型コロナウイルス関連情報で確認することができます。
5月20日現在、当館管轄内における新型コロナウイルスの感染者数及び死者数は以下のとおりです。( )内は前日の数
○ニューヨーク州:感染者数 354,370名(352,845名),死者数 22,976名(22,843名)
・感染者数内訳(主なエリア)
ニューヨーク市:感染者数 194,550名(193,821名),死者数 14,858名(14,782名)
NY市の内訳
クイーンズ区:59,752名( 59,508名)
ブルックリン区:52,889名( 52,681名)
ブロンクス区:43,418名( 43,270名)
マンハッタン区:25,391名( 25,293名)
スタテン島区:13,100名( 13,069名)
ナッソー郡:39,368名( 39,295名),死者数 2,550名(2,541名)
サフォーク郡:38,411名(38,327名),死者数 1,840名(1,822名)
ウエストチェスター郡:32,517名(32,402名),死者数 1,430名(1,424名)
ロックランド郡:12,831名(12,798名),死者数 447名(445名)
○ニュージャージー州:感染者数 150,399名(149,013名),死者数 10,747名(10,586名)
○ペンシルベニア州:感染者数 64,412名(63,666名),死者数 4,767名(4,624名)
○デラウェア州:感染者数 8,194名(8,037名),死者数 310名(304名)
○ウエストバージニア州:感染者数 1,545名(1,509名),死者数 69名(68名)
○コネチカット州フェアフィールド郡:感染者数 14,719名(14,522名),死者数 1,167名( 1,160名)
○プエルトリコ:感染者数 2,866名(2,805名),死者数 125名(124名)
○バージン諸島:感染者数 69名(69名),死者数 6名(6名)
■ 在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171