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2020年も6月になりました。早いものでもう梅雨がやってきますね。
滋賀は季節ごとの花の名所があるのですが、新聞の滋賀版を見てたら今津の平池に群生するカキツバタが花を咲かせたという記事があり、さっそく見に行ってきました。
場所は高島市。
標高550mの山頂にあるキャンプ場「ビラデスト今津」の奥に「平池」という池があります。まずはビラデスト今津の管理棟にて入村料300円を払い車を駐車場へ。
平池までは徒歩10分程度。
木々の間から見える池が気になりつつ、しばし歩くと入口が現れます。
奥へと進むと……
そこには手つかずの自然の風景が広がっていました。
思わずここが滋賀であることも忘れそうになります。
奥へと目をやると、透き通るような鮮やかな緑にカキツバタの花がさらに鮮やかな青紫色の光を放ち咲いていました。
水に囲まれて何人の立ち入りを拒むように自然のままで群生している様子は、まさに神聖で不可侵な美しさともいうべきか。
カキツバタの色をどう文章で表現したらよいか調べてたら、ずばり「杜若(かきつばた)色」という色名だそうです。
すてきな日本の伝統的な色名です。
違う位置に行ってみると、何やら木に白い大きな果実?が。
と、思ったらモリアオガエルの卵でした……
数人のカメラマンが大きなレンズで最高のカキツバタをとらえようとしていますが、私のコンデジではカキツバタの花びらの形までとらえるのは難しそう。
でも神秘的な池の雰囲気が伝わるとうれしいです。
ちなみに、プロの写真はこんな感じ。
(ビワコビジターズビューロ提供)
ビラデスト今津からは、琵琶湖の絶景パノラマも見ることができます。
滋賀にはまだまだたくさんの心洗われる風景がたくさんありますよ。