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皆さん、こんにちは。先週の土曜日、アンコーナ県から少しだけ外に出てCatina Terracrudaに行ってきました。このカンティーナさん、昨年の2019年3月に友達の結婚パーティで伺い、数多くのワインの試飲をさせていただきました。そのときの様子はこちらのブログで。https://tokuhain.arukikata.co.jp/ancona/2019/06/no73_Terracruda.html
でも当日はあいにくの天気で周りの様子をあまり見ることができず少し残念でしたので、今回のすばらしい天気にはうれしい限り。
Bianchello di Metauro や Aleatico といったこのエリアの土着品種を使ったワインを作っているのですが、とにかくその種類が多い! ブドウを遅摘みしたり、樽を使ったり使わなかったり、昔ながらの製法で微発砲ワインを作ったり、メトドクラシコ*シャンパーニュ方式でスプマンテを作ってみたり。要望しなければ、全種類の試飲もさせてくれる大盤振る舞いなところもすてきですよね。一応、試飲代として€10が必要ですが、私たちのようにワインを購入したらその試飲代金はサービスしてくださいました。日本から来訪される際はなかなかワインを購入することもできないので、このようなタイプでの試飲が少しは気が楽ですよね。
新型コロナウイルスのため、サービスはマスクを着けて。そして客同士の距離にも気をつけて……。この日は6月最初の日曜日だったのですが、私たちのほかにも数組のお客さまがいらっしゃっていました。みんなとにかく「外に出たい!」思いでいっぱいだったのでしょうね。
ワインテイスティングをしていたすぐ隣にもブドウ畑が広がります。
カンティーナからのすばらしい眺め。マルケ独特のなだらかな丘陵地が広がり、今はちょうど畑のさまざまな色合いが楽しめる時期。パッチワークさながらのな景色に心が癒されました。
暑すぎず、天気もよく、まだツーリストも多くない5月中旬頃から6月中旬までがゆっくりと観光してもらえる時期かも、今回ちょこちょことマルケ州を回って感じました。お休みはなかなか取りにくい時期かもしれませんが、次回のマルケ旅行を計画される際にはぜひ参考にしてくださいませ。
では、今日もよい一日でありますように。Buona gioranata.