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マレーシアでは緩和されたロックダウンがほぼ解除されてから1週間が経ちました。
前回お伝えしたように2020年6月10日(水)〜8月31日(月)まで、100日間の回復のための活動制限令(Recovery Moving Control Order)のもと、SOP(ガイドライン)に沿った、新常態での日々がスタートしています。
今までとの違いは海外渡航、一部の娯楽やバーやクラブ、スポーツなどをのぞき、ほぼロックダウン前に戻りつつあること。
ただし残念ながら駐在パス、MM2H(長期滞在ビザ、リタイヤメントビザ)パスなどを所持していない外国人は現在マレーシアには入国できません。
以下は6月10日に発表されたマレーシア入国に関する情報です。
外国人は「マレーシア入国管理局」「マレーシア国家災害管理庁(NADMA)」の指示に従うことになります。
【マレーシア入国管理局】
新型コロナウイルス検査受検(マレーシア入国3日前までのもの)し、陰性証明を取得する。
入国時にマレーシア入国管理局からの(入国)承認状の提示
【マレーシア国家災害管理庁(NADMA)】
マレーシア入国時にも健康診断と新型コロナウイルス検査
また以前は政府指定施設・ホテルにおける14日間の隔離が必要でしたが、10日以降は到着後の自己隔離となります。
検査結果が陰性の場合はマレーシア保健省に登録した住所(自宅など)で14日間、もしくは保健省の定めた期間です。
違反者はRM1000(約25000円)以内の罰金、6ヵ月以内の禁錮刑、または両方が科せられる可能性があります。
ただし今回発令されている「回復のための活動制限令(Recovery Movement Control Order=RMCO)」は100日間と長いため、途中で見直しがされる可能性もあるので随時お伝えしていきたいと思います。
こちらは緩和されたロックダウン「条件付き活動制限令(Conditional Moving Control Order=CMCO)」が解除される直前のペトロナス・ツイン・タワー(Pertonas Twin Towers)です。クアラルンプール周辺のロードブロックなどが解除され、買い物などで訪れることができるようになっていたのですが、人はまばらでした。
写真の場所はペトロナス・ツイン・タワーの人気のフォトスポット。
その高さや大きさを実感でき、KLCC公園(KLCC Park)とはまた違った迫力のある写真が撮れるため、新型コロナウイルスが蔓延するまではいつも多くのツーリストでにぎわっていました。
このときは海外からの入国だけではなく、国内旅行も禁止され、州間移動もできなかったためまったく人がいません。
クアラルンプール観光も国内向けに少しずつ解禁されつつあります。
おそらく今までとは違う形での観光となると思われるので、各所の状況などをお伝えできたらと思います。
(写真撮影by逗子マリナ)