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マレーシアでは、コロナと共存するニューノーマルで社会生活の再開

逗子 マリナ

逗子 マリナ

マレーシア特派員

更新日
2020年6月24日
公開日
2020年6月24日
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新型コロナウイルスによるロックダウンから、新常態へ戻りつつあるマレーシア。

現在は防疫を最大目標にしつつも、社会活動の再開へ舵取りをしつつあります。

現在は回復期のための活動制限令(Recovery Movement Control Order =RMCO)に入り2週間が経ちました。

新たな感染者数よりも回復者数が上回る状態が続いており、死者の数もほぼ増えていません。

とはいえまだ国境は閉鎖されていて、外国人だけではなくマレーシア国民の入国であっても同様に決められた手続きを踏まなければならないといけない状況です。

日本人のマレーシア入国に関する手続きなどはこちらで確認できます。

クアラルンプールの日常生活ですが、見えないウイルスとの共存をしていかなければなりません。

現在のマレーシア生活で便利なのがマイセジャテラ(MySejahtera)というアプリです。

マレーシア国民だけではなく在住者を新型コロナウイルス(Covid-19)をワンストップで管理できます。

バーチャル医療相談や患者の支援、またホットスポット追跡マップでは、自分が現在いる場所や任意の場所がグリーンゾーンかレッドゾーンかをその場で調べることが可能です。

レッドゾーンの表示がでた場合、その地点から半径1kmにおいて過去何日に感染者が出たとの情報が表示されます。

このMySejahteraは、現在マレーシアへ入国する場合、ダウンロードすることが義務付けられています。

また6月19日には保健相から、これからのマレーシアへの入国についての言及がありました。

マレーシアが考えるグリーンゾーンの国(シンガポール、ブルネイ、豪州、ニュージーランド、日本、韓国の

6ヵ国)とSOP(Standard Operating Procedure)が合意するようであれば、ビジネス、教育、観光などの分野で入国許可を出すかもしれないのだそうです。

もちろん互いの国との話し合いや合意などによるものですが、このまま日本もマレーシアも感染者が増えることがなければ行き来が再開するかもしれません。

クアラルンプール市内を巡る無料バスのゴーKL(GOKL)もソーシャルディスタンスで乗車人数制限があります。

国内観光が許可されるなか、新しい規則やルールを守りながら、これからもクアラルンプールの情報などをお伝えしていきたいと思います。

また入国などの詳細が発表されましたら、こちらも順次お伝えしていきたいと思います。

(写真撮影by逗子マリナ)

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