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ロイヤルアスコットはイギリス王室主催で開催される競馬レース。来場者にはシルクハットやヘッドピースなどの着用を義務づけるドレスコードがあり、華やかな社交場ということでも有名です。エリザベス女王と王室関係者は開催期間中の5日間、毎日ウィンザー城から馬車に乗りロイヤルアスコットの会場へ入ります。
前回の記事で【ロイヤルアスコットとは何か】を紹介したので、今回は実体験のレポートをお伝えします!
ロイヤルアスコットの入場エリアでは荷物検査とドレスコードのチェック、人によっては年齢確認があります。
イギリスでは日本人は童顔に見られる傾向があるので、国際免許証やパスポートのコピーを携帯することをおすすめします。飲み物、食べ物の持ち込みはできないので、ご注意を。
無事に入場できたところで、王室関係者入場パレード「ロイヤルプロセッション」が行われる会場中央のパドックへ向かいます。
ロイヤルプロセッションは14時から行われ、女王陛下、王室関係者は中央広場を時計まわりに回られます。 ここで最も注目されるのはほかでもない、女王陛下のお召し物。なぜなら「今日の女王の帽子は何色か」という賭けごとに、多くの人が賭けているから。
私たちはお召し物には賭けそびれたものの、女王陛下やロイヤルファミリーを間近で拝見することができ感動しました。
そのあとは14時30分から始まる初回レースの出場馬がお披露目されます。ダビスタ99でG1優勝馬を育て上げた筆者としてはパドックで当てに行く勢いで拝見しましたが、何も得ることはできませんでした……
パドック見学が終わるといよいよ馬券の購入です。会場内には馬券を販売している業者が数多くあり迷ってしまいますが、基本的には賭けたい馬の倍率が一番高い業者を選びます。ちなみに「TOTE」という販売所では£2から賭けることができ、係りの人がいろいろと説明してくださったので、最初の馬券購入が安心してできました。初心者には、1着を予想する「To Win」がわかりやすくておすすめです。
レースが終わり、あっさり財産を失ったところで会場を散歩してみました。
会場にはバーやレストラン、ギフトショップなどが充実していました。ギフトショップの店員さんによると、お店の一番人気はヒールに疲れた女性が購入するフラットシューズだそう。写真撮影できる場所もあり枠には長蛇の列ができていましたが、人が少ないレース中だとスムーズに記念写真を撮ることができました。