キーワードで検索
昨日、イギリス財務大臣のリシ・スナック(Rishi Sunak)から、国内での旅行、外食やパブへの旅行を促進し経済を救済するためのミニ予算(Mini budget2020)が発表されました。
この発表では雇用の改善策や企業への支援などさまざまな内容が組み込まれていましたが、なかでもわたしたちの普段の生活に影響が大きいふたつの政策について説明します。
●Eat Out To Help Out
飲食店での割引制度
●VAT cut
ホテルや観光産業のVAT削減
・8月3日から31日までの間、スキームに登録された飲食店で毎週月、火、水曜日に行う食事代金を、政府が半額カバーします(1人あたり£10が上限)。木、金、土、日曜には適用されません。
・プログラムには、食べ物とノンアルコール飲料が含まれ、大人と子供の両方に適用されます。
・割引は外食にのみ適用。出前や持ち帰りの注文は割引制度の対象外です。
・英国政府が指定するスキームに登録した飲食店が対象。食品規格機関の承認を受けていないレストランやパブで食事をする場合では全額支払う必要があります。登録されたレストランのリストが発表後、こちらでもお知らせします。
スキームに登録されているレストランを利用する限り、割引を受けられる回数に制限はありません。8月中の毎週月、火、水曜日すべてで、朝食、ランチ、ディナーの食事が50%(または£10オフ)割引になります。ただし、一緒のテーブルに座っているメンバーが食事をしていない場合、その人は割引の適用外となります。
ホテルやレストラン、映画館やテーマパークなどのアトラクションのVAT※が期間限定で20%から5%に引き下げられます。※商品やサービスに対してHMRCに支払う税金
減税は2020年7月15日から施行され、2021年1月12日まで適用予定です。
英国内のレストランやパブ、バー、カフェ、そのほかの同様の施設からの食品やノンアルコール飲料に適用されます。また、宿泊施設やアトラクションへの入場にも適用されます。対象:レストラン、カフェ、パブからのイートイン、テイクアウト、ホテル、B&B、キャンプ、キャラバンサイトの宿泊施設、映画館、テーマパーク、動物園