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マレーシアではあと2週間、2020年8月31日で経済回復のための行動制限令(RMCO)が終了予定となっています。
現在のマレーシアでは新たな感染者は多い日で20人以下と、かなり抑えられているといった印象です。
実際に、マレー半島側はグリーンゾーンが多いのですが、やはり第二波に警戒をしているといった状況です。
では実際に生活しているとどうかというと、公共の場所では個人情報、検温、マスクの着用がすっかり定着しました。
商業施設や飲食店などでもスマホでQRコードを読み込み、名前、電話番号などを入力して送信する手順を踏みます。
当初は慣れずに列ができたり、スマホの操作もあたふたしてしまいましたが、今ではどこかに出かけてもエントランス前ですぐにスマホを取り出す習慣ができました。
もちろんこのような手順が苦手な場合、あるいは電子化されてない小さいお店などではノートに手書き、といったこともあります。
これはすべて、標準運用手順(SOP)に沿って必須となっているのです。
そして8月1日から、公共の場所でマスクの着用が必須となりました。
いわゆる「あごマスク」も不可となるようです。
違反した場合の罰金はなんとRM1000(約2万5000円)!
私個人の感覚ですが物価が日本の3分の2ほどという印象なので、これはかなりきつい罰則ではないかと思います。
また現在マレーシアのマスクの標準小売価格は政府が決めています。
現在三層マスク1枚がRM1.5(約37.5円)となっていますが、8月15日からRM1.2(約30円)に値下げされることが決まりました。さらにもっと値下げをする意向も発表されました。
今回もそうですが、対策と対応が早くしっかりしている、というのがマレーシアのコロナ封じ込め政策のような気がします。
国境封鎖もまずは隣国のシンガポールから8月17日から解除される見通しです。
コロナでロックダウンされる以前のマレーシアからシンガポールに通勤通学をする人は1日で30万人。
今回はまず、この公的に用事がある人々を中心に国境を再開する予定です。
(すべての写真撮影by逗子マリナ)
※写真の無断転載禁止