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【NYC生活】ニューヨークシティから届いた、新型コロナウイルス感染防止グッズ

青山 沙羅

青山 沙羅

アメリカ・ニューヨーク特派員

更新日
2020年8月21日
公開日
2020年8月21日
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ニューヨークシティから、居住者宛に届いた小包

主人が「NYCから居住者宛の小包が、玄関に来ていた」と持ってきたので開けてみると、下記のようなパンフレットが入っていました。

「新型コロナウイルスの検査を受けよう」「動脈血酸素飽和度(SpO2)や脈拍数、体温を測って体調を管理しよう」という体調管理を推進するものです。主人と私は、コロナの検査をすでに5月と7月にしており、2回とも結果は陰性でした。パンフレットは英語、スペイン語、中国語で書かれています。ニューヨークの2大勢力であるスペイン語圏と中国語圏の人は、母国語しか読み書きできない人も多いので、ニューヨークシティでは、ほぼどこでも3ヵ国語の表記になっています。

新型コロナウイルス感染防止グッズ

パンフレットをのぞいてみると、新型コロナウイルス感染防止グッズが入っていました。

ハンドサニタイザー、除菌ウェットティッシュ、マスク50枚ほど、パルスオキシメーター、使い捨ての体温計、コーヒー豆、エナジーバー 2本。

あら、豪華。これをタダで住民に送ってくれるニューヨークシティって、太っ腹。もうすぐ、学校も始まる予定(9月第1月曜日のレイバーデー後)なので、感染してないか症状を確認して欲しいとの意味もあるのでしょう。ばんそうこうのように見えるのは、使い捨ての体温計です。

使い捨ての体温計っていったいどう使うの

使い捨ての体温計は、初めて見ました。個人医院などに行くと受付で非接触型の体温計で熱を測られますが、使い捨ては見たことがありませんでした。見た目はバンドエイドのようで、外の包みを破って中身を出します。使い方が書いてなかったので、おでこに貼ってみました。日本では脇に挟むことが多いですが、アメリカでは口内かおでこで測るのが一般的です。自分の体温(熱の表示は華氏℉)で数字の色が変わりますが、写真に撮ってたら、けっこうすぐに測定した温度表示が下がります。すごく正確というわけではなさそうですが、簡単ですし外出時もポーチなどで持ち運べるので便利ですね。目安にはなるでしょう。

指に挟むパルスオキシメーター

動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定する、指に挟むオキシメーター。これは、コロナのテストを受けたときに測定された気がします。指に挟んで測ります。女性の方は濃いマニュキュアをしていると数値が狂うとも言われますので、ご注意を。

マスクが品薄で高騰している4月頃に、オンラインでオーダーしたら、到着するまで2ヵ月もかかりました。困ったなと思っていたとき、ニューヨークシティは世界一感染がひどかったため、駅や教会、学校などで使い捨てマスクは無料で配られる機会が多くありました。オンラインでオーダーしたマスクが届く頃には、無料でいただいたマスクがたくさんあり、「オーダーしなきゃよかった」と思うほど。再感染を恐れてのこととは思いますが、ニューヨークシティはこのあたり気前がいいのです。

All Photos by Sara Aoyama

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