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前編に引き続き、パハン州(Pahang)にあるクラブメッド・チェラティン(ClubMed Cherating)での滞在記になります。
【with/afterコロナ】規則遵守でリゾートを楽しめるクラブメッド・チェラティン(前編)
後編は、食事やアクティビティ、ビーチでのウォータースポーツ、イベントなどについてお伝えします。
クラブメッドには、4〜17歳の子供が参加してG.O.の引率のもと、アクティビティを行うキッズクラブがあります。
基本的に保護者とは別行動となっているため大人はアクティビティに挑戦したり、またプールサイドでカクテルなどを飲みながらのんびりする一方、子供は同じ年でグループになり楽しい時間を過ごすという人気のプログラムです。
プライベートビーチやランチのときにキッズクラブに参加している子供たちも少人数でソーシャルディスタンシングをしっかりとっていました。
クラブメッドのアクティビティはテニス、卓球、アーチェリー、スカッシュなど陸上で行うランドスポーツ(Land Sports)やヨガ、エアロビクス、ストレッチなどのフィットネスクラス(Fitness Classes)やスポーツジム(Fitness Centre)以外、つまりウォータースポーツ(Water Sports)や人気のロッククライミング(Rock Climbing)は、シャトルトレインに乗って行くプライベートビーチのパンタイビーチ(Pantai Beach)で楽しむことができます。
基本的に予約は必要なく、来た順番に参加できます。
ウォータースポーツではセイリング(Sailing)、カヤック(Kayak)に挑戦しました。
まずは受付へ。ライフベストを着用し、いくつか注意すべきことや簡単なルールなどを伝えられます。
プライベートビーチにはライフガードがいて、入江のなかほどに砂州があり、深さ50〜80cmほどになっています。
遠浅となっていて波も穏やかな砂州の周辺にはヤドカリがいたり、海中には透き通った小さな魚なども見かけました。
カヤックはひとり乗りとふたり乗りがあって、波間を漂うにように浮いているだけでも爽快な気分に!
時間制限なども特になかったので1時間ほど漕いだり、海を眺めたりしていました。
セイリングはG.Oが操作して沖まで行きます。初めて乗ったのですが、海の上をすべるように疾走するためスリリングでとても爽快でした。
どちらのアクティビティも青い海と空に身を置くことで自然のなかにいることを改めて実感できます。
ところでクラブメッド・チェラティンビーチで人気のアクティビティといえばロッククラミング。インストラクターのG.Oがついてていねいに指導してくれます。挑戦がする人のほとんどが初心者とのこと。ヘルメットやハーネスは受付で装着します。コースは3コースあり一番左が初心者用。始める前に注意事項や説明もしっかりしていました。ロッククライミングの目の前は白砂のビーチという絶好なロケーションのもと、すぐそばで登ってる人を眺めているだけでもワクワクします。
プライベートビーチにはパラソルやビーチベッドのほかに着替え室、トイレ、そしてドリンクステーション(Bar)があり、タオルも用意されているのでルームキーのみ持ってあとは手ぶらで出かけて大丈夫です。
遊んでいて喉が乾いたときには何度もドリンクステーションへ。ソフトドリンクもありますが、よく飲んだのはデトックスウォーター(Detox Water)というレモンや柑橘などが入った冷えた水。甘くなくなおかつさっぱりしているので何度もいただきました。
また18歳以上が利用できるゼンプール(Zen Pool)には、プライベートビーチを望むインフィニティプールが。クワイエットゾーンのため、落ち着いてゆっくりとした時間が流れています。本を持っていったのですが、本当に静寂でまた風が心地よく気づいたら寝ていました。
そしてもうひとつの楽しみが食事です。
滞在中はおもにビュッフェ形式のムティアラ・レストラン(Mutiara Restaurant)でいただきました。
和洋中韓そしてマレーシアを基本としたアジアンもあり、食事のたびに目移りがしました。
海外のホテルのビュッフェでも最近は日本食を出すところも増えてきましたが、日本食コーナーが独立してあるのは心強いですね。
例えば昼食ではざるそばやそうめん、そして冷えた麦茶も出るのはうれしいところ。また凝ったワンプレートのフレンチやイタリアンなども登場して驚きました。
そして、ピザなんですが驚いたのは生地から作ってオープンキッチンで焼いていました。
食事に関しては一度だけですが、隠れ家レストラン風と前編で紹介したレンブラン・レストラン(Rembulan Restaurant)へ。
こちらは予約だけ必要です。19:00からの営業となるため、18:45にシャトルトレインが通常の停留所ではなくエントランスに停車するのでそれに乗車します。
夕暮れの海辺を眺めつつ、レストランへ
予約時にテラス席か屋内席かを選べるので、屋内席にしました。
まず飲み物を聞かれるのでワインを注文。
スープ、前菜とメインは3種類の中から1種類、デザートは4種類の中から1種類が選択できます。
料理はフレンチを基本とした東南アジアフュージョン。プレゼンテーションもきれでSNS映えします。
ビュッフェとはまた違った雰囲気で、ドレスアップしている人も見かけました。
小さな子供は、ハンバーガーなどキッズミールをリクエストで頼めます。
こちらでは時間を楽しむような食事ができてまた違った雰囲気でした。
ほとんどのアクティビティが宿泊料金に含まれていますが、有料エクスカーションの海亀の放流には参加しました。それはまた別の機会にお伝えできたらと思います。
また毎晩夕食のあとに、21:00からG.O総出のショーが、シアターで開催されます。内容は大人から子供まで気楽に楽しめるものですが、なかにはアクロバティックでサーカスのような迫力満点の演出などもあり毎晩楽しみでした。
そのあと、11時までバーがオープンしているので、やはりビールやカクテルなどを飲めます。
海風に吹かれながら、夏休みをを取り戻したような気分になりました。
現在クラブメッド・チェラティンではマレーシアの保健省などの指導のもと、公共の場所でマスクの着用がルールとなっており、客室の予約も人数に制限をかけているのだそうです。
またレストランに入る前はマレーシアのコロナ追跡アプリでチェックイン、検温、サニタイザーがルールに。
さらにバッフェではトングなどの共有は禁止でキッチンスタッフの方などが盛りつけをしてくれ渡してくれるか、入口で使い捨てのビニール手袋を一人ひとりに渡して料理をとるように伝えられるなど、臨機応変に対応していました。
SOPの遵守なのですが敷地が広々していてオープンエアの場所が多いこともあり、規則を守りつつもリゾートとしての雰囲気がしっかりと感じられました。
マレーシアは現在RMCO(経済回復のための行動制限令)のため海外からの入国は許可されていませんが、コロナ禍が落ち着いたら、観光やリゾートステイの候補にしてみてはいかがでしょうか。
※現在の状況、実施中のアクティビティやレストランなどの営業時間などは日によって異なるので必ず確認をお願いします。
※取材および撮影許可は取得しています。記載された内容は筆者の体験であり公式の見解ではありません。
【データ】
■クラブメッド・チェラティン(ClubMed Cherating)
・住所: Hvom 29th miles Jalan Kuantan -Kemaman Pahang Darul Makmur, Jalan Kuantan Sungai Lembing, 26080 Kuantan, Pahang
・Tel: 09-581 9133
(すべての写真撮影by逗子マリナ)
※写真の無断転載禁止