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No.139 サルディーニャ島での食日記(5日目夕食 Sabor’ E MARI )

丹羽 淳子

丹羽 淳子

イタリア特派員

更新日
2020年9月28日
公開日
2020年9月28日
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皆さん、おはようございます。

サルディーニャ島旅行の第二の目的(第一の目的はLa BiadaでPorcedduを食べること。ブログ参照ください)を遂行する日がやってきました。CHIAの(キア)で海水浴を終えたあと、体についた塩を落として一路北上しTEULADAエリアへ。ちなみに、サルディーニャ島ではビーチの多くにシャワーは水栓がありません。有料シャワーを備えつけているところも少なく、わたしたちはペットボトル入りの水を車にのせて、それをシャワー代わりに利用していました。このTeuladaエリアに何があるのかといいますと、La BiadaのPorcedduが紹介されたAlessandro Borgheseの番組に出演していたかなり興味深いレストランがあるのです。お店の名前はSabor di mari、恐らく方言で 海の味、ですね。Teuladaは一番最初の写真で見えないくぼんだ湾のエリアから、内陸部に広がる町になります。

お店の前には船の停泊スペース。そう、こちらのレストランは、アレッシオというとってもキャラの立つサルディーニャ人がその日の朝に獲ってきた魚介類を、彼自身が調理したものを戴けるお店なのです。「絶対に行きたい!」と思っていたわりには、なかなかスケジュールを決めることができず、来店の2日前に予約の電話を入れたところ、アレッシオ本人が電話口に出て「料金はメニューフィッソでひとり€35。カード類は利用不可能だから現金を用意してきて!」と伝えられました。その日にある食材で作るのでメニューはみんな統一のフィッソ形式。ちなみに釣り上げた魚を料理で提供する以外に関しては、ほかの方に販売するらしいです。

船着き場の前にある彼のレストラン。

イタリアではなかなか珍しい、シンプルさ。

いただいた食事は前菜4種、パスタ1種、メイン1種にドルチェ。それにしても、やっぱり蛸がおいしい……。触感がたまらないんですよね。

こちらはエスカベッシュ。やっぱりスペインの影響を受けていますよね。おいしかったです。

これが一番好きだったかも。甘酸っぱくて、白身魚のお魚もかなりしっかりしていました。

食事が始まったのが21時頃でしょうか。予約は20時でお願いしていましたが、お店に入ったのが20時半くらいだったかな?イタリアですからね。これだけでふたり分です。

プリモピアットのパスタも、魚を使ったトマトソース。そう、たぶんオリーブオイルの使い方が少なめだから、味わいが感じやすくて私の口によく合ってたんだろうなあ。写真を見て油のキラキラ感がないことにいま気づきました。

セコンドは魚介類のフリットです。エビやイカの下にはお魚がいっぱい。そしてこれもふたり分です。

これ以上パワフルなモノが来たらもう食べられないと思っていましたが、ドルチェはかなりシンプルなもの。土地のお菓子らしいです。そしてこれもどれもおいしい。見た目もそうですが、やっぱりイタリア本土のお菓子とはなにかちょっと違うような気がします。

こちらがオーナー、釣り師でコックのAlessio。年齢不詳ですが、こう見えてけっこう若いんだろうなぁ……。

食事とワイン、水がついて、ひとり€35。昨日のPorcedduもですが、こちらのお店での魚料理も大大大おすすめです。では、またお会いしましょう! よい一日を。Buona giornata, ci vediamo presto.--*-

■Ittiturismo Sabor' E MARI".・Tel: +39339 225 4703・住所: Loc . Porto Budello . SP 71. Teulada (Ca) 09019

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