No.140 Astiの 初秋のお祭り「Douja d’or」、2020年も行ってきました

皆さん、おはようございます。

先々週の週末になりますが、今年2020年もPiemonte州にあるAstiで開催されるお祭り、「Douja d'or」に行ってきました。伝統行事のPALIOや、食に関するさまざまなイベントが2～3週間にわたってが催されるのですが、今年はコロナウイルスの影響でかなりボリュームダウンしての開催。とは言っても、開催されるだけでもうれしいですよね！

私たちもアンコーナから一路車で北上し、2泊3日を楽しんでまいりました。

数百種類のピエモンテ州のワインが試飲できるブース。今年は予約制で時間制限有り。

主人が前もってインターネットで予約していて、開催初日の一番最初の時間帯に入場することに。スタッフたちもまったく慣れていなくて、すべてに時間がかかりました。

入場前にはこのように自己申告書を提出。

そして誰もいないブースで、めぼしいワインをテイスティング。私はロゼ好きですので、ロゼのスパークリングをいただきました。

これがセットでついてくるおつまみなのですが、かなり豪華！！ピエモンテ州のものばかりなのは確かなのですが、説明書きもなかったため理解できず残念。ゴルゴンゾーラとヘーゼルナッツはわかりました。チーズもどれも厚みがあって、大満足の内容です。ワイン2種類とこのおつまみがついて€12と大破格！ただ、滞在可能時間は50分と短めでした。

また次の日は夕方一番に、ヴェルモットというトリノ生まれのリキュールの勉強会へ。マティーニなどに使われる、香草の香りがたっぷりとしたお酒です。私は苦手な味わい。薬のようにしか感じられません。ですが、こちらでは人気の一品です。

バーテンダーさんがいらっしゃり、作ってくださったカクテルは5種類！また、説明される方もとても上手で、楽しいコースでした。常に地産地消。これがやっぱりイタリアの食生活における原点ですよね。

そして、なんと次の日には、私と主人が新聞デビューを果たしました。La Stampa という一流紙にパシャリ！とってもうれしいです～。カメラマンさん、ありがとうございました。

例年に比べて人出はとっても少なかったですが、それも仕方ないですよね。ゆっくりゆっくりと元の状況に戻るしかないいま、みんなでいろいろと工夫して乗り越えて行きましょう。

では、またお会いしましょう！Buona giornata.