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今回はロンドン市内でミシュラン1ツ星に輝くkitchen W8 にうかがいました。新型コロナウイルス流行の最中ではありますが、ソーシャルディスタンスを保ちながら食事ができる、ランチにおすすめのお店を紹介します。
kitchen W8はケンジントン宮殿周辺の閑静な住宅街の近くにあります。今日は友人と、おトクなセットランチを求めてうかがいました。
店内に入るとまず検温。アルコール消毒を促され、予約名を伝えて席に案内されます。
私たちは13:30からの予約で着席時はちょうど満席でしたが、少し時間が経つと両隣のお客さんが退席されたので、お店側が予約受付数を減らして着席テーブルを調整しているのかな、という印象を受けました。
平日ランチでは アラカルト、£75のテイスティングメニューと、2品£26.50または3品£29.50のセットランチから選べます。私たちは2品+デザートで £29.50のセットランチを注文。店員さんにすすめられるまま、ノンアルコールのシソドリンクもオーダーしました。
メインの2品は決まっていて、デザートだけ選ぶことができます。
まずは、1品目のサラダから。
こんもり盛りつけられた温かいサラダ。カリフラワーとビーツの葉がメインですが、たくさん入っているレーズンと、カレーソースの香りが強いため、サラダなのにカレーを食べているような感覚になります。あまり食べたことがないサラダで、楽しく、おいかったです。
続いてはメイン
シュペッツレという、舌を噛みそうな名前のパスタがメインです。この柔らかい卵麺をクリームで煮たものに、チキンやマッシュルーム、ケールが混ぜられています。くるくると回しかけられているソースは卵黄の燻製ソースのようです。
見た目に反してチキンがゴロゴロ入っているのでジューシーで、クリーミーなショートパスタともよく合います。これだけだと単調に感じそうですが、たまに感じるケールの柔らかな苦味とゴワゴワした歯触りで飽きることなく最後までいただけました。
最後はデザート
Autumn Fruit Parfait という名前だったので、苺パフェのようなものが出てくる想像をしていたのですが、実際はアイスケーキと、ブラックベリーのシャーベットが出てきました。
冷たいケーキとシャーベットの組み合わせで身体が冷えましたが、あっさり食べられました。もうひとつの方を選べばよかったかなと少しだけ後悔。
最後に紅茶を頼んでお会計。£29.50のセットランチのはずでしたが、ドリンクやサービス料などを合わせるとあら不思議、いつの間にか ひとり£47.05になりました。ランチあるあるですね。
衛生面もきちんとして、お食事もおいしかったので、次は7品ディナーでうかがいたいなと思ったお店でした。新型コロナウイルスの流行中でありますが、出張などでイギリスにいらした際は訪れてほしいレストランをご紹介しました。