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9月下旬のこと。
腕時計の電池が切れたので、いつものお店に持って行き、電池交換の時間はぶらぶらとデパート内をウィンドウショッピング。
すると、え~? もうそんな時期!!
★★Christmas★★
スペイン語ではNavidad(ナビダ)といいますが、9月16日のメキシコ独立記念日が終わったばかりで、次はハロウィンとメキシコの死者の日が控えているのに、ちょっと気が早いよねと思いながらも、そのクリスマス空間に入ると一瞬で心を奪われてしまいました♪
パッと目に入るのは赤・緑・白のクリスマスカラー。
それぞれの色に意味があるらしく、
赤:すべての人の罪をかぶり流したキリストの血を表し、神の愛と寛大さ。
緑:クリスマスツリー、モミの木は冬の間も緑を保つ強い生命力の象徴とされているので力強さ・永遠の命。
白:見たままの印象で純潔・潔白。
余談ですが、メキシコの国旗もこの3色で
緑:独立
白:カトリック、宗教への信仰・純粋さ
赤:メキシコ人とスペイン人の統一、または国に殉じた愛国者の血
とされています。
カラーごとにディスプレイされているので、好きな色味も探しやすく、アイデアを与えてくれます。
ピンク系
ゴールド系
白×ゴールド
白×シルバー
女の子向けのパステルカラー
ツリーも定番からライト付き、雪をあしらった物までいろいろ。
ディスプレイのデコレーションやオーナメントは参考になります。
こちらはクリスマスカラーを入れたスタンダードな感じ。
ちなみに、丸い飾りEsfera(エスフェラ)はやはりキリスト教に関係し知恵の実を表すリンゴ。
こちらはクリスマスカラー+松ぼっくりの存在かな? レトロな感じ。
リースにもよく飾られていますが、松ぼっくりは穀物の豊かな実り・不老長寿の意味があるそうです。
優しいパステルカラーは粉砂糖をまとったお菓子みたい。
娘がいたら選ぶだろうなーと想像してしまいました。
ホワイトは色を統一させることで、家に置くとツリーが一層引き立つはず。
エアディスプレイ。
小さな子供のいる家庭に飾れば夢があり喜ばれますよね。
カンクンでもベランダや屋根に置く家もあり、夜なると特に映えるので、帰宅途中の人々の目を楽しませてくれていましたが、さて2020年はどうでしょう。
ナシミエントもありました。
5年前のクリスマス時期にナシミエントの記事を書きまして、読み返すと、わが家のクリスマスツリーは緑×青×シルバー。けっこうお気に入りです。
紹介したのはLiverpool というメキシコ国内どこにでもあるデパート。
発音はリベルプール。
ハロウィンと死者の日のコーナーはとっても控えめにありました。
ハロウィン用
死者の日用
コロナで伝統的イベントには影響が出てしまいましたが(たくさんの人が集まるので、密を避けるということで)、家族や親戚で過ごす宗教的イベントのクリスマスにはコロナは関係ありません!
逆に何が大切なのかを再認識する機会ができたことで、2020年に迎えるクリスマスは感慨深いものになるはず。
クリスマスまではあと約3ヵ月弱。
世界中が平和で誰もがすてきなクリスマスを迎えられるよう、心から願います。
Hasta luego!