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【新型コロナウイルス関連】クアラルンプールなどが再度ロックダウンに!

逗子 マリナ

逗子 マリナ

マレーシア特派員

更新日
2020年10月14日
公開日
2020年10月14日
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久しぶりに新型コロナウイルス関連の話となってしまいます。

現在マレーシアはボルネオ島側のサバ州(Sabah)はロックダウンされています。

そして2020年10月14日(水)〜31日(火)までの2週間、今度はクアラルンプールやベッドタウンで隣接するセランゴール州(selangor)、連邦直轄領のプトラジャヤ(Putrajaya)が新たにロックダウンされることが決定しました。

発令されたのは「条件付き行動制限例(CMCO=Conditional Movement Control Order)」で、状況としては現在の「回復のための行動制限令(RMCO=Recovery Movement Control Order)」より一歩後退することになります。

クアラルンプールなどがロックダウンとなった経緯は以下のようになります。

6月9日〜8月31日まで「経済回復のための行動制限例(RMCO)」となり、ウイルス感染を抑えるための標準運用手段(SOP)を遵守することで経済生活の回復を目指していました。もちろん感染者はロックダウン中と比べると増えてはきましたが、比較的抑えられているといった印象でした。

RMCOは9月1日〜12月31日までの延長となったのですが、9月下旬にボルネオ島側のサバ州の選挙があり、そこでクラスターが発生しました。投票のためサバ州に帰省した人がマレー半島に戻り、そして感染者が激増することに。

10月5日(10月6日発表)には1日の感染者数としては過去最大691人もの陽性患者が発生してしまいました。

クアラルンプール近郊では最初にブルーモスクまで車で10分ほどに位置するセランゴール州(Selangor)のクラン(Klan)で感染者が増えたため40の自治体が、一足先に地域ロックダウンとなっていました。

同じロックダウンでも前回との相違点は経済再生重視。

そのためロックダウンとはいえど、標準運用手段(SOP)を遵守することで経済産業部門は継続することが許可されています。

ただし州をまたぐ移動は通勤や通院、葬儀などの必要な場合のみで、観光などは禁止されます。

以下は在マレーシア日本国大使館からのメールを抜粋しまとめたものです。

営業時間

・飲食店、ホーカー、コンビニなど 6:00〜22:00 ※店内飲食は可能だが1テーブル2名まで。

・市場 6:00〜14:00

・ナイトマーケット 16:00〜22:00

・ガソリンスタンド 6:00〜22:00

社会活動について

・観光、レジャーなど娯楽の禁止

・スポーツや競技会の禁止

・学校教育機関の閉鎖

・展示会、ワークショップ、懇親会、同窓会などの人の集まりは禁止

詳細などは在マレーシア日本国大使館の公式ウェブサイトで閲覧可能です。

情報や進展などは引き続きお伝えします。

(撮影by逗子マリナ)

※写真の無断転載禁止

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