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Cempasúchil色を探して

MIKI PASSOS

MIKI PASSOS

メキシコ特派員

更新日
2020年10月30日
公開日
2020年10月30日
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10月に入るとCempasúchil(センパスチル)というお花がお目見えします。

センパスチルとは、メキシコ原産のお花、マリーゴールドのこと。

この花は、メキシコでも重要な伝統のひとつである「Dia de Muertos」死者の日には欠かすことのできない意味のあるもので、お墓や祭壇を飾るために使用されます。

カンクンはほかの地域よりも、この死者の日の飾りを見ることは少ないのですが、今年2020年は特に……。

どうしてもこのマリーゴールドを家に飾りたくて探していましたが、ようやく道端で売られているのを見つけました。

大好きな映画のひとつに仲間入りした『リメンバー・ミー』

原題Cocoはメキシコの「死者の日」がテーマ。

観ていない方にはぜひご覧いただきたい心温まるディズニー映画で、映画の中もオレンジ色でいっぱいです。

死者の日とは

・10月31日は前夜祭(ハロウィンとかぶります)

・11月1日は子供の魂がこの世に戻ってくる日

・11月2日は大人の魂がこの世に戻ってくる日

数日にわたって仮装&メイクをしたさまざまなイベントやパレードが各地で行われますが、今年は中止。

日本のお盆にあたりますが、メキシコでは故人を明るく受け入れ楽しみ、生前の故人を思い出し、家族の絆を深めるため。

私事ですが、なぜCempasúchilを探していたかというと、一昨年、そしてつい先日に大切な人をなくしてしまったから。

象徴であるセンパスチルを飾り「もう会えなくても思い出して心の中で生き続けているよ!」と伝えます。

Hasta luego!

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