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皆さんこんにちは!
現在イタリアでは新型コロナウイルスの感染を抑えるため、引き続き州ごとに色分けしたゾーンに応じてロックダウンが行われています。ナポリは現在もオレンジゾーンに指定されていて、不要な外出を控えるため、外食もいまだにできない状況が続いています。
そんななか、Uber Eats やJust Eatなどの宅配サービスを利用したデリバリーの需要が急上昇! 町なかにもたくさんのライダーの姿を見ることができます。普段はあまりデリバリーを頼むことはないのですが、物は試しと、ナポリピッツァのデリバリーを注文してみました。
今回はお店にも何度か足を運んだことのある「Pizzeira Condurro」というピッツェリアに電話でデリバリーを注文しました。ヴォメロ地区のメダッリャ・ドーロ広場近くにあるこのお店のピッツァは、コルニチョーネ(外縁)がよくのばされていて重くなく、しっかりとした焼きが特徴で、僕も大好きなピッツェリアです。
家からピッツェリアまではそこそこ距離もあるし、ほかの注文もあるだろうから30分くらいはかかるかなと予想していると、なんと注文から15分ほどで家に到着してびっくり! は、はやい! ピッツァの箱を開けると湯気が立ちこむほどアツアツです。家にいながら焼きたてのナポリピッツァを食べられるなんて感動的、なんだかくせになりそうです。
新型コロナウイルスの影響でロックダウンがはじまる前から、ナポリではもともとナポリピッツァやパニーノなどのデリバリーがよく利用されていました。
ピッツェリアで働いていたときも、週末やサッカーの試合がある日にはたくさんのテイクアウトやデリバリーの注文が入っていたのを覚えています。
そのため、ロックダウンでデリバリーだけの営業に限定されても、比較的スムーズにピッツェリアなどの飲食店は対応しているな、という印象を受けます。
パスタなどは料理ができてからすぐに食べないとソースを吸ってしまうので、あまりデリバリーには向いていませんが、ピッツァであれば冷めてからもオーブンで温めればかなりでき立てに近い状態にまで復活します!そのことからもナポリとデリバリーは相性がいいといえそうです。
基本的にデリバリーを注文する際には、商品の代金とは別にデリバリー料金も加算されて請求されるので、ライダーに別途チップを渡す必要はありません。
ただ実際のところ、デリバリーで家までピッツァを運んできてくれたお店のスタッフにお礼としてチップをあげることが暗黙のルールとして存在しているので、50セントから€2くらいまでをチップとして渡すことが多いです。
ナポリのホテル滞在中、「観光で疲れてしまって外に出たくない」なんていうときには、ホテルのフロントに頼めばデリバリーピッツァをホテルの部屋で堪能することもできるので、そういった機会にも役に立ちそうですね!