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2020年12月14日全米にコロナのワクチンが到着
新型コロナウイルスのワクチン 2020年12月14日(月) (C) New York State Gov
2020年12月14日(月)少し早いクリスマスプレゼントが、アメリカ全土に届きました。米ファイザー製薬の新型コロナウイルスのワクチンが、全米に配布されたのです。
ニューヨークの初ワクチン接種は誰が
ニューヨーク州で接種第1号の集中治療室の看護師 Sandra Lindsayさん 2020年12月14日(月) (C) New York State Gov
コロナの初ワクチン接種を受けたのは、Long Island Jewish Medical Center 集中治療室の看護師 Sandra Lindsayさん。
ニューヨーク州でのワクチン最優先は、ナーシングホーム(高齢者の介護施設)とリスクの高い医療従事者。重篤患者にかかわる集中治療室の看護師さんは、まさに第1号にふさわしいですね。安全で違和感がないということをアピールし、接種の不安を取り除いています。
アメリカ人の40%程度はワクチン接種を希望しない
初ワクチン接種の様子を見て喜ぶクオモNY州知事 2020年12月14日(月) (C) New York State Gov
ワクチンの安全性がニューヨーク州でも確認されたうえで、接種が行われました。世界最多感染国のアメリカにもかかわらず、アメリカ人の40%程度はワクチン接種を希望しないとか。日本では子供の頃から、水疱瘡やおたふくかぜ、結核などの予防接種がほぼマストとなっていますが、諸外国では宗教や文化の違いもあり、予防接種は任意となっています。そのため、注射針を自身の身体にいれることに抵抗がある人もいて、コロナの収束にこぎつけるには、誰もがワクチン接種を受けるように納得させる必要があります。
ワクチンは2回接種(2回目は3週間後)が必要とされるので、2倍の量が必要。2021年3月末までには、累計1億人が少なくとも1回は接種を済ませるようにするということです。
■参照記事
Governor Cuomo Announces First Dose of COVID-19 Vaccine Administered in United States – DECEMBER 14, 2020 New York State Gov
米国でコロナワクチン接種開始-「戦争に勝つ武器」とNY州知事 ブルームバーグ 2020年12月15日