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こんにちは! フランクフルト在住特派員ブロガー、ユウコフランクフルトです。
ここ数週間ほど、ドイツはアドベント(Advent)というクリスマスまでの期間にあります。アドベント期間の毎週日曜、ロウソクに火を灯してキリストの誕生日であるクリスマスを待ちわびます。
今年のアドベントは例年とかなりちがった雰囲気になりましたが、自宅でクリスマス気分を味わうべくステイホームでもできるアクティビティーなどをしながら過ごしました。今回の記事ではその様子を紹介しようと思います。
注意:当ブログでは現在のフランクフルトの様子やコロナが収束したあとフランクフルトでおすすめしたい場所などををお伝えしています。皆様の次回のフランクフルト旅行の参考になれば幸いです。
この記事を書いているのはちょうどクリスマスイブ。アドベント期間が終わり、いよいよクリスマスです。先週の日曜は我が家では4本目のロウソクに火を灯しました。ドイツではこの時期アドベントクランツと呼ばれるクリスマスリースを自宅に飾り、毎週日曜ロウソクに火を灯して「希望」「平和」「愛」「喜び」といったテーマに思いを寄せクリスマスを楽しみに待ちます。
ステイホームにより自宅で過ごす時間が去年より増えたので、今年のアドベントクランツは自作する事にしました(アドベントクランツについてやアドベントクランツを作る様子については下に追記)。同じ事を考えている人も多かったようで、12月に入る前花屋へ行くとアドベントクランツ用に植物を買いに来ている人がたくさんいました。
今年のフランクフルトの町は、クリスマスマーケットがない事もあって町の様子もあまりクリスマスの雰囲気が感じられない気がしました。経済的なこともあるのでしょう、クリスマスらしいにぎやかな飾り付けをしている店も少なく感じました。クリスマスマーケットがあるのとないのとでは、こんなにも町の雰囲気が変わるものなんですね。
ハード・ロックダウン前に行ったデパートではちょっとしたクリスマスマーケットのようなお店がありました。クリスマスマーケットの屋台で売られているようなお菓子が売っていたようです。別の階ではクレープの販売もありました。生活必需品以外の店が閉まるロックダウンが始まる前までにクリスマスショッピングを終えられなかった人はオンラインでのオーダーが多かったようで、筆者の周りで話を聞くとオーダーした品物が届くのを待っている人も一気に増えたようでした。
用事がある時以外はほぼ家とスーパーなどの往復なので、他に見かけたクリスマスらしい雰囲気を感じられた場所といえばスーパーのクリスマスコーナー。色々なお菓子やクリスマスらしい観葉植物など。もう2020年が終わりに近づいているとは信じられないスピードです。
以前の記事でフランクフルトのレーマー広場に飾られた2020年のクリスマスツリーについて紹介しましたが、先日夜にライトアップされたツリーを見る事ができました。
毎年ツリーの周りにはクリスマスマーケットの屋台や人でかなりにぎわっています。クリスマスマーケットのないレーマー広場はひっそりしていて人もまばら。人混みがない分、いつもは混み合っていてちゃんと見えないクリスマスツリーがはっきり綺麗に見えました。
さて、相変わらず家にいることが多い上に外出が難しいので我が家ではクリスマスツリーの生木を飾りました。また、ドイツのアドベント・クリスマスシーズンには欠かせないシュトーレンやクッキーも自作。外食もできないのでクリスマスディナーも手作りの予定です。
ドイツのクリスマスは、家族で過ごす祝日で、日本のお正月の過ごし方に近い感じです。今年のクリスマスはどうするのか周囲に聞いたところ、筆者のドイツ人の知り合いたちは実家に行くという人がほとんどでした。ただし万が一自分がコロナに感染していて家族に移したら心配、という事もありこの時期は自費でできるコロナ検査についての話題も出ていました。
ドイツ国内の移動ではコロナの陰性証明などは必要ありませんが、自分で陰性と知ってから移動したいという人も多く、フランクフルトにある検査センターへ出向く人も多いようです。
以前はコロナ検査といえばフランクフルト空港でしたが、近ごろはフランクフルト市内のあちこちで手軽に検査ができるようになりました。もしフランクフルト周辺にいる方でコロナ検査をしたいという人は空港以外の場所でもできるのでチェックしてみてください。(フランクフルト空港以外のコロナ検査ができる場所について下記で紹介しています)
例年と大きくちがう今年のアドベントシーズン。今ある健康に感謝して、ステイホームでもできる形で過ごしたいと思います。来年のホリデーはコロナの心配なく過ごせますように。