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あけましておめでとうございます。
2021年となり、気持ちも新たに日々を送りたいと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
マレーシアではソフトロックダウンにあたる「条件付き行動制限例(CMCO=Conditional Movement Control Order)」が1月14日まで延長されました。
とはいえ、すでにお伝えしているように州を跨ぐ移動が解禁され、またマレーシアの学校はスクールホリデーとなっているため人の移動が増えている印象でした。
海外から旅行目的で入国はできないため人が少ないと思いきや、格安プランなどを打ち出すホテルや娯楽施設もあるため、人の流れが増えてきています。
強制ロックダウンにあたる「強制行動制限例(EMCO=Enhanced Movement Control Order)」となっている地域以外には出かけることが可能となっています。
ただし感染防止のための標準運用手段(SOP)を厳守することが条件となっています。
明確な雨季というほどでもないのですが、毎年今頃は比較的雨が多く、涼しいクアラルンプール。
もしかしたら冬?の雰囲気が味わえるかもと、年末年始にかけてキャメロンハイランド(Cameron Highlands)、ゲンティンハイランド(Genting Highlands)などに出かけてきました。
今回はゲンティンハイランドについてお伝えします。
マレーシア唯一のカジノがあり、山の頂上にある不夜城のような町、ゲンティン リゾート(Genting Resort)。
道中はジャングルの中をひたすら山を登っていくといった印象です。
この日はすでに小雨が降っていたクアラルンプールも涼しく、標高1600mを超えるゲンティンは20度以下かなと思いつつ出発。
やはり霧が深く、外気温はすでに日中でも20度ほど。
それでも木々が生い茂る熱帯なので、かなり湿度は高め。
ゲンティンリゾートには米資本のテーマパークが2020年までにオープンされる予定でしたが、途中で頓挫。
ただし途中まで建設されていたため、独自の屋外テーマパークとして今後営業を開始することが発表されました。
まだ途中ですが、その一部を開放して開催されていた年末年始向けイベントが「ゲンティンウインターワンダーランド(Genting Winter Wonderland)」
2020年12月18日~2021年1月6日までの開催となります。
ここ数年は屋内のカジノ近くでクリスマスデコレーションやイルミネーションなどのイベントが行われていました。
屋外の最高気温は17度。
実は外に出る前に「やけにエアコンが効いている」ような気がしていたのは、外の冷たい空気が屋内に流れてきていたからでした。
20:30から噴水ショーが始まるというので外に出ると、寒い。
もちろん日本の冬で考えてみると、日没後に17度もあるといったらかなり暖かいのですが……。
それでもマレーシア人はかなり厚着をしていて、中にはダウンジャケットを羽織っている人も。
前にもお伝えしましたが、ローカルにとってゲンティンは「冬のおしゃれを楽しむための場所」でもあるようです。
西欧風ながらもどこかアジアが感じられる色使いや建物のそばに小規模ながら池があり噴水ショーが始まりました。
スムーズで滑らかな動きは、水がダンスを踊っているようで、5分ほどでしたが見入ってしまいました。
フォトスポットやクリスマスマーケット風の屋台などもあったのですが、平日だったせいもありかなり人が少なかったように感じました。
マレーシアはコロナ感染者数が多いクアラルンプールやセランゴール州などをのぞき、3月31日まで経済再生の行動制限令(RMCO=Recovery Movement Control Order)になります。
今年もしばらくの間はwithコロナでの生活となります。
定められた衛生基準に従い、なるべく日常生活に戻すようにするために日々を送っていきたいと思います。
【データ】
■ゲンティン・リゾート(Genting Resort)
(撮影by逗子マリナ)
※写真の無断転載禁止