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こんにちは、滋賀県特派員のフナズシマルです。
いやー寒い、寒すぎます!
コロナで緊急事態宣言が出ている最中にもかかわらず、全国的に大寒波が襲ってきております。
北陸ではまたもや車の立ち往生が発生しているとか、もう勘弁してほしいって感じです。
滋賀もこの3連休はどのエリアも最高気温が2度くらい、最低は氷点下となっております。
しかも風も強い……
しかし、こういう条件のときにだけ発生するおもしろい現象が琵琶湖の湖岸で見られるのです。
それが、「しぶき氷」!
(しぶきを変換すると飛沫となり字面がよろしくないので、ここはひらがなで表記させていただきます。報道メディアもほぼひらがな表記ですね。ややこしいですから……)
通常冬はよく琵琶湖には湖西から強烈に吹きます。船しか交通手段がなかった頃は、それで船が転覆することもよくあったほど。そこから「急がば回れ」のことわざができたといわれるくらい強い風なんです(草津の港で船の風待ちをするくらいなら、遠回りして瀬田の唐橋を渡って大津へ行ったほうが早いという由来)。
ちなみに比叡山から降りてくる風を「比叡颪(おろし)」と言います。
そんな風の強い夜に気温が氷点下まで下がると、湖岸に吹きつける風が波しぶきを起こし、それが湖岸の草木に「氷柱」となって凍りつくのです。
実は3年ほど前にも「琵琶湖ツララ」と勝手に名づけて当ブログにて紹介しております。
【琵琶湖ツララ出現!】 ※2018年2月
というわけで、前回ブログに引き続き湖岸調査に行ってきました。
琵琶湖には湖岸沿いが緑地公園になっており、各エリアには駐車場やトイレが設置されている場所も多くあります。
今回は草津市の志那(1)、津田江、あと守山市の木浜を中心に見てきました。
それでは、琵琶湖の湖岸に現れた氷の世界をご覧ください!
いかがですか? 某ディ○ニー映画の◯◯雪に出て来そうな氷に包まれた世界でしょ?
ただ、写真を撮る手の感覚がなくなるくらい寒いですがね……。
この「しぶき氷」を見るなら朝一がおすすめです。寒い時期は外に出るのは億劫ですが、ちょっと早起きして湖岸に出かけてみてはいかがですか?
すてきな景色に出合えますよ。