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ハッファデイ! デデド特派員のりひゃんです。
ここ1週間、グアムの新規感染者は減り続けています。疑い始めるとキリがないですが、発表されている数字が正しければ、収束に向かっているのではないかなとも感じます。
【2021年1月28日】に発表された感染者数は、下記のとおりです。
新規感染者 4名
感染者数 合計7572名
死亡者 129名
回復者 7353名
現在感染中患者 90名
入院中患者 8名(そのうちICUは2名)
過去7日間の感染率 % ※データなし
Covidエリアリスクスコア0.4
※KUAM NEWSを参考にしています
グアム政府公式Instagramより→コチラ
■新規感染者ゼロの日も出てくる
1月23日、24日で2日連続0の日がありました。久しぶりに見るこの数字に喜ぶ反面、規制が緩和しているので、また以前のように感染者が増えてしまう可能性もあり一喜一憂しなくなりました。とはいえ、ここ最近は20名以下の感染に抑えられているうえ、高齢者を筆頭にワクチン接種も進んでいます。
ワクチンは2回に分けて行うと先週のブログでも書きましたが、そろそろ2回目も接種済みという方も出てくる頃です。現時点では深刻な副反応などの報告はなく、それも島民のワクチン接種の意欲になっています。
■特派員の現在の心境
昨年3月からずっとコロナ最新情報を配信してきましたが、やっと少しずつ日常生活が戻ってきたように思います(島内限定ですが)観光業再開の目途は立たないので、そこに従事する人々(ホテルやオプショナルツアー、旅行会社など)はいまだに先が見えない状況。そこにかかわるすべての方は仕事がなかったり苦しい状況に置かれています。
しかしPCOR2に移行したことで、マスク着用や店内飲食キャパシティ50%などの規制はありますが、その規制を守りながら、どのようにお店を回していこうか皆必死に考えているなと感じます。もちろん私や私の旦那も。
■いま、グアムで問題になっていること
アメリカから援助される失業保険をもらい続けるために、一時解雇された会社から再び仕事に戻るよう連絡がきたにもかかわらず、それをスルーする人、連絡を無視する人がいることも問題になっています。
仕事をせずに一日中家にいてもお金が入ってくる生活が、すでに10ヵ月以上続いています。各家庭でさまざまなケースがあるとは思いますが、"楽してお金が手に入る生活"を一度味わってしまうと、そこからなかなか抜け出すことはできないのかなとも感じます。
これはほんの一例で、ロックダウン以降も失業することなくリスクを負いながら仕事を続ける人、会社に戻るよう連絡がきて、週に何度か仕事に戻った人(←私の場合はここ)、ビジネスでグアムに来ている人はどうすることもできず、日本に帰る選択をする人も……。この10ヵ月間そういう人たちを何度も見てきたので、本当に悲しい気持ちになります。そして医療従事者は、言うまでもなく休みなしで第一線で働いています。
■私は前向きに行動していきたい
このパンデミックをきっかけにチャンスを掴んで新たな道に進んだ人も、私の周りにはたくさんいます。コロナをきっかけに、良くも悪くも人の本質の部分が垣間見えた気がします。この状況を受け入れつつ、自分に何ができるのかを模索して行動する人には、ちゃんと周りが応えてくれます。苦しい状況はこれからも続きますが、私は私の置かれた状況を冷静に判断し、自分に何ができるのか考え行動していきます。
正直、今年2021年も観光業再開は難しいのかなと個人的には感じるので、今年1年をどう乗り越えていこうか、旅行者の方が戻ったときにどうお迎えできるのか、しっかり考えたいと思います。