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スリランカ、観光での入国を再開しました。
しかしまだ、かなりハードルが高く、日本人が行けるような旅のスタイルではないと思いますが、外国人の観光を受け入れるひとつのモデルになるのではないかと思いました。
このようなやり方を、世界的にも一早く、スリランカが始めたことは画期的であり、ある意味誇りに思います。
まだまだ旅に行けるような状況ではないと思いますが……
一応、空港、観光入国再開というお知らせと諸条件などを簡単に解説したいと思います。
出発前にすること
1. 観光VISAを取得するために、通常に加え以下の3つが必要になります。
①宿泊ホテル(安全管理証明書をもつレベル1のホテル)の予約確定書
②スリランカ滞在時を対象としたCOVID-19保険費用の前払い証明書 (1ヵ月間内で12USドル)
③スリランカ滞在中に受けるPCRテスト費用の前払い証明書 (1回40USドル)
以上の記載が必要
2. フライトの96時間以内に実施したPCR検査の陰性証明
(出国、搭乗時に必要)
スリランカでの注意点
1. はじめの14日間の隔離はありません。ただしスリランカ政府の認定した安全なホテルに滞在する必要があります。
2. 14日間の滞在中は、さまざまな規定があります。
・基本的には、ホテル内で過ごさなけらばなりません。政府指定の観光地のみ行くことができます。
(観光地への移動は、指定された旅行会社、ホテルで車を予約してください)
・14日内は、現地で暮らす人との接触は、認められておりません。現地の友人などにも会えませんしホテルのロビーなどでも会うことはできません)
・ホテル内では、プールやアーユルヴェーダなど制限なく楽しむことはできます。
3. 観光地は、スリランカ政府の指定した17ヵ所のみとなります。ショッピングも同じく指定された2店舗のみとなります。
4. 公共交通機関は使えません。移動には、政府認定に旅行会社またはホテルの用意した専用車のみとなります。
5. 初日ホテルチェックイン時にPCR検査があり、万が一陽性となった場合は、ホテル内で隔離措置となります。
症状がある場合は、指定の病院に入院となります。陽性の場合は観光なども許可されません。
6. 8日以上滞在の場合は、2回目のPCR検査を、ホテル内で滞在5~7日目の間に受けます。
7. 14日以上滞在される場合は、最後のPCR検査が陰性の場合は行動制限などが緩和され、認定のホテル以外への宿泊や観光などが可能になります。
日本に帰国後
1. 日本の水際対策で、帰国後2週間の自宅待機が必要です。
2. 空港から自宅などへの移動に公共交通機関を使うことはできません。
まだまだ限定的なことも多く、推奨できる段階ではありませんが、時間があり、のんびり滞在を希望される方には吉報だと思います。
行かれる際には、最善の注意を払い、安全な旅を心がけていただけたらと思います。
スリランカ観光再開については↓詳しくはこちら
政府認定のホテルリスト↓
14日以内で可能な観光スポットのリスト↓
*スリランカ入国再開とはなりましたが、日本や世界の状況は厳しく、すぐの旅行を促すものではありません。
*個別の要件については、大使館などにお尋ねください。
*2021月2上旬現在の情報であり、今後、変更または更新される可能性があります。
行政期間などの最新の情報の確認をお願いします。
私のYouTubeチャンネルでも解説していますので、時間がありましたらのぞいてみてください。