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良いニュースが続くニューヨーク
ありがたいことにニューヨークは2度目のシャットダウンになることもなく、ワクチン接種も順調に進んでいるようです。驚いたニュースでは、インドアダイニング(店内飲食)がバレンタイン前の金曜日の2021年2月12日から、定員の25%を上限として再開されることになりました。Middle Schools(中学校)も、2021年2月25日(木)に再開予定と良いニュースが続いています。うれしいですね。少しずつ希望の光が差し込んでいるような気がします。
■参照記事
The NYC Public School Calendar – NYC GOV
NYC地元のおいしいケーキ屋さん
NYCクイーンズ区 フレンチ・ベーカリー Cannelle Patiss 外観
次の日曜日はバレンタイン。ニューヨークでは、雪が積もったバレンタインになりそうです。
今回はNYCクイーンズ区にある、おいしくて、価格も手頃なケーキ屋さんを紹介したいと思います。このケーキ屋さんは日本人の中でも有名で、不便な場所にあるにもかかわらず、ファンが多いのです。私は場所が不便なので二の足を踏んでいましたが、2020年11月の暖かい日に、友人に付き合ってもらって歩いて行ってきました。片道1時間弱でしたが、落葉の美しい日で、喋りながら歩いていたら、苦にはなりませんでした。でも、ひとりでは辛いかな~。
バレンタインデーもきっと混むであろうケーキ屋さんは、"Cannelle Patisserie"というフレンチのベーカリー。甘さもほどよく、見た目も美しくて、味も繊細。アメリカの極甘で、ショッキングピンクや青いケーキに辟易していたので、「こんなケーキ屋さんがあってよかった」と感激。
NYCクイーンズ区 フレンチ・ベーカリー Cannelle Patiss 店内
お店はカフェ併設(現在は店内飲食不可)で、ケーキだけでなく、バゲットやクロワッサンも焼いていて、コーヒーもあります。コロナ禍の前に来たかったな~と自分の腰の重さが恨めしくなりました。
ケーキのショーケースをのぞいてみた
さまざまなケーキが並んでいます。デザインもシックで、大人の集まりにもよさそう。
お店のシグナチャーは、ストロベリー・ショートケーキ。自信を持っているだけあり、たいそうおいしいらしいのですが、イチゴのシーズンの季節限定。オンラインオーダー(ピックアップのみ)でときどきチェックして、登場を待つしかなさそう。
NYCでヨーロピアンのケーキは高いのですが、Cannelle Patisserieは価格も手頃。ホール(まるごと)の方が安いですね。
フルーツののったタルトやシュークリーム、エクレア
カスタードがパイに詰まったナポレオンも大好きで連れて帰りたいのですが、遠い道程でケーキを抱えて帰ると、原型のまま運ぶのは難しそう。自家用車があれば、駐車場もあるので来やすいと思います。
アーモンドクロワッサンも人気
Yelp(レストランやショップに行くときは必ずチェック)で見たら、私の大好きなアーモンドクロワッサンがおいしいとのことなので、購入。バナナ・マフィンも。アーモンドクロワッサンは悪くはないけど、私はもっとどっしりしたのが好み。バナナ・マフィンはフツーでした。おいしいのであればバゲットも買いたかったけど、バゲットについて語っている人がいないので、こちらもまたいずれ。
見た目も美しいレッドベルベットケーキ
帰りの道程を考えて、購入したのは崩れにくいホールのレッドベルベットケーキ。デザインもきれい。無傷のまま、自宅へ連れ帰ることができました。
ケーキの上を飾っている、ピンク色の四角いものは薄いホワイトチョコ、茶色のものはケーキクラム(ケーキ生地)です。
レッドベルベットケーキって、スポンジの赤さにビックリするのですが、Cannelle Patisserieのはチョコレートケーキに近い茶色。チョコレートとビーツ(赤いカブ)が入ったケーキ生地はしっとりして、チーズヴァニラのフィリング(クリーム)はほんのり塩が効いていて、おいしい。コロナ禍で祝えなかった私の誕生日、結婚記念日、主人の誕生日をまとめて祝いました。
一緒に行った友人はティラミスを買ったのですが、おいしさに感激し、家族の誕生日ケーキも、クリスマスもCannelle Patisserieで調達したそうですよ。
All photos by Sara Aoyama
■Cannelle Patisserie
・住所: 7559 31st Ave, East Elmhurst, NY 11370
・営業時間: 月曜~金曜 6:30~20:00、土曜 7:00~20:00、日曜 7:00~16:00