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現在クアラルンプールは引き続き2021年2月19日~3月4日までロックダウン(行動制限令=MCO)となっています。
クアラルンプールに隣接するセランゴール州、プトラジャヤは5日からロックダウンの段階が引き下げられて、この3つのエリア内での往来が可能となる予定です。
ただしほかの州への移動は引き続き禁止されます。
クアラルンプールと新行政都市プトラジャヤ(Putrajaya)は同じエリアとなりますが、往来には警察の通行証明の取得が必要になるとのことです。
※今回掲載の写真はRMCOの、州間移動が可能だった時期の撮影です。
車社会のマレーシアでは高速道路網が整備されています。
意外に思われる方もいるかもしれませんが、とてもよく整備されていています。
マレー語でサービスエリアやパーキングエリアをカワサン・レハ(Kawasan Rehat)と言いますが、日本の高速道路と同じようにが一定間隔で設置されています。
小さなパーキングエリアにはトイレ、スラウ(Surau)、自販機と簡単なスナックなどを売る屋台などがあります。
スラウとは、イスラム教の祈祷室で、お祈りの時間になると多くのムスリムが集まっています。
自販機にはマレーシアではおなじみのドリンクが売っています。
ジュースや豆乳、グラス(仙草)ジェリー入りドリンク、アイスティーなど。
そしてマレーシアではこれらすべてのドリンクには砂糖がたっぷり入っていて、かなりの甘さ。
ちなみにマレーシアの定番ドリンクといえば、ワンハンドレッドプラス(100plus)。
日本でもおなじみの経口補水液に炭酸が入ったような味で、とても人気。
汗をたくさんかいたり、脱水症状気味、またちょっと風邪気味のときに飲用されていてる国民的ドリンクです。
マレーシアではどこでも売っていますので、機会がありましたらぜひ試してみてくださいね。
そして、それらのドリンクが入っている自販機なのですが、なんと日本語!
実はこれは珍しいことではなく、マレーシアではいたるところで日本の(中古?なのでしょうか)自販機がこうして活躍しています。
もちろん日本円は使えず、マレーシアの通貨やアプリ決済などで支払います。
自販機には「釣り銭切れ」「販売中」そして商品のところには「つめた~い」と書いてあります。
マレーシアの人たちは表示部分が日本語でも気にならないようです。
これらのドリンクの値段はRM1~3(約25~75円)程度。
いまのマレーシアはかつて言われていた日本の物価の2分の1とは思えないのですが、このようにものによっては、日本よりかなり安いと感じます。
たまに購入してみると、炎天下に設置してあるのにキンキンに冷えていて感心します。
いつの日かマレーシアを訪れてロードトリップをする機会があったら休憩などで立ち寄ったときはぜひチェックしてみてくださいね。
こんなところに日本語が!と、感動の再会?のような気持ちになるかもしれません。
(撮影by逗子マリナ)
※写真の無断転載禁止