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Photo by Thomas Park on Unsplash
こんにちは。 フランクフルト在住特派員ブロガー、ユウコフランクフルトです。
運動好きなドイツ人にとって、スイミング(Schwimmen)は季節を問わず定番のアクティビティのうちのひとつ。コロナ禍の現在、残念ながらプール施設は閉鎖中ではありますが、フランクフルトの人気のプールRebstockbadが改修計画をスタートさせたニュースがあったので、今回紹介したいと思います。
注意:当ブログでは現在のフランクフルトの様子やコロナが収束したあとフランクフルトでおすすめしたい場所などをお伝えしています。皆様の次回のフランクフルト旅行の参考になれば幸いです。
Photo by Wikimedia Commons
1982年にオープンしたRebstockbad。オープン当時はドイツ最大のプールだったそうで、いまでもフランクフルトの中では最大のスイミングプールとして知られています。
年間約50~60万人が訪れ、フランクフルトの屋内プールの利用者のうち3分の1以上がここRebstockbadを利用していたそう。25mのトレーニング用に使えるプールのほか、波のプールやウォータースライド、屋外プールやサウナエリアなどさまざまな施設が併設されています。
冒頭でも書きましたが、現在もなおコロナの影響でRebstockbadは2020年11月から引き続き閉鎖中となっています。
Rebstockbadのオープンから35年以上経ったところで老朽化による問題が懸念されはじめました。そこでフランクフルト市は現在のRebstockbadを解体し、そこに新しいプール施設を建設することに決定。
新しいプールのコンセプトを決めるコンペが行われ、ハンブルグの企業Geising + Böker Architectsによるデザインが選ばれました。水、土、火、空気の4つの要素をテーマに、省エネルギーと環境に配慮した設計となるそう。
Geising + Böker Architectsのウェブサイトで新しいRebstockbadのスケッチ画が見られますが、近未来的でガラッとおしゃれになりそうです。
建築家のベッカー氏の指揮の下、新しいプール施設の計画はついに2月から開始となりました。
今年2021年5月頃、現在のRebstockbadは解体予定。
本格的な建築の着工は2023年初め頃で、新しい施設のオープンは2025年末を予定と報道されています。
新しい施設は総床面積1万8000平方メートル以上、水量2000平方メートル以上と大規模なプール施設になる見込み。競泳用のプールエリアや家族向けのエリア、サウナやレストエリアはもちろん、1時間分の料金を支払いエクササイズとして水泳をしたい人向けの料金システムなどができるそう。
Rebstockbad周辺は近年開発が進んでいる地域でもあるので、今後は周辺エリアも含めて変わっていくと思われます。